同作は、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。
○■石原さとみ、SNSのコメントは「中央値としては見ていない」
イベントでは、集まった観客からの質問に直接答えるティーチインコーナーも実施。劇中でSNSの誹謗中傷にさらされることになる沙織里にちなみ、「SNSに接するときに気を付けていることは?」という質問が寄せられる。石原は「基本的に(SNSを)見るタイプではないんですが……」と切り出し、「勝手な解釈ですが、見たとしても相当バイアスがかかっていると思っています」と回答。「『今日めっちゃ暑い』と発言する人がいても、『平温です』と発言する方はあまり見受けられないというか……それがメディアに取り上げられるわけじゃないので、アクションを起こそうとする人というのは、ネガティブなコメントをする傾向があるのかなと思う。コメントが入ってきたとしても中央値としては見ていないです。忙しいのもありますし、携帯をいじっているとすぐ子どもに取り上げられるので、(SNSは)見なくなりました(笑)」と持論を展開した。
また、三田が「言った人は忘れても言われた人の心には残るということを覚えておかないといけない」と語ると、石原も深く頷きつつ「大切な人にもその言葉を伝えられますか? と思います。例えば肩がぶつかった、前の車にイラついてクラクションを鳴らしたとか、知り合いだったらすぐに謝れること・しなかったことも、目に見えないわからない人(知らない人)に対しては積極的になれてしまうのが、怖いなと思います。