同作は、2012年より7シリーズにわたりテレビ朝日系で放送されていた連続ドラマ『ドクターX』の劇場版。
○米倉涼子、内田有紀からの言葉に感動「ありがとう」
会見では、これまで12年間の歴史を振り返るダイジェスト映像を公開。映像を観終わった米倉は“ある発表”をMCから促されると「いま浸っていたところだったんですけど、いま言わないといけませんか……」と涙ぐむ。
改めて米倉は「私からこの会見で大事なご報告がございます。12年間、ここにいる仲間と育んできたというか……何回も何回もここで終わりと言いながら、ここまで12年間続けてきた『ドクターX』が、この映画で最後の『ドクターX』となります」と劇場版をもってシリーズが完結することを発表。「この『ドクターX』が愛されてきたのは、ここにいる仲間たち、そして度々のシーズンで敵役として出てくださった共演者の皆様、スタッフの皆様、なによりこの作品を応援してくださった視聴者の方のおかげだと心底思っています。愛情詰まった仲間たちと最後の『ドクターX』を締めくくりとして、『劇場版 ドクターX』でファイナルを迎えることができました」と声を震わせながら話した。
また、ファイナルを迎えると知ったときの心境を聞かれた内田が「彼女(米倉)が大門未知子を降りて、これを最後にすると決めたその決断を私たちはただただ応援するのみだと感じたので、いつも通りやっていこうと思いました。私たちが全員足並みをそろえてファイナルを発表できて、大門未知子を演じつづけてくれた米倉涼子に感謝を言いたい」とコメントすると、内田を見つめながら話を聞いていた米倉は「私が感謝です。ありがとう……」と目を潤ませていた。