LIFULLが運営する、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」は5月14日、「東京23区 LIFULL HOME'Sマーケットレポート 2026年4月(価格動向)」を公開した。

同レポートは、LIFULL HOME'Sで4月に登録・公開された東京23区の居住用中古区分マンション、居住用中古一戸建てのデータの中から、価格動向を集計したもの。


中古マンション「ファミリータイプ(2DK、2LDK、3K、3DK、3LDK~)」の掲載価格は、1億1,891万円(前年同月比139.4%)で前月から104万円下落(前月比99.1%)した。反響価格は8,817万円(前年同月比134.4%)で、前月から1,484万円上昇(前月比120.2%)し、初めて8,000万円を超え過去最高額を更新した。23区を除く東京都下の掲載価格は3,853万円(前年同月比117.9%)で、横ばいで推移している。

中古マンション「シングルタイプ(ワンルーム、1K、1DK、1LDK、2K)」の掲載価格は、7,186万円(前年同月比133.2%)で過去最高を更新した。16カ月連続で上昇している。反響価格は4,183万円(前年同月比120.2%)で、前月から408万円上昇(前月比110.8%)した。初めて4,000万円を超えて、過去最高額を更新している。東京都下の掲載価格は2,278万円(前年同月比109.5%)で、横ばいで推移している。

中古一戸建ての掲載価格は9,456万円(前年同月比117.6%)で、過去最高を更新した。反響価格は6,333万円(前年同月比118.9%)となっている。東京都下の掲載価格は3,923万円(前年同月比108.6%)だった。

東京23区の住宅価格上昇が、ファミリー向けだけでなくシングル向け物件にも広がっている実態が浮き彫りになった。
特にワンルームを含むシングルタイプで7,000万円台に到達している点はインパクトが大きく、“一人暮らし向けでも都心は高嶺の花”という状況が現実味を帯びてきている。さらに、反響価格まで過去最高を更新していることから、単なる売り手希望価格ではなく、実際の購入検討層も高価格帯を受け入れつつある様子がうかがえる。一方で東京都下は比較的横ばいで推移しており、23区との価格差がより鮮明になってきた印象だ。
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