度会は開幕から2戦連続アーチなど印象的な活躍を示した(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext

 DeNAドラフト1位ルーキーの度会隆輝が5月16日、プロ入り以来初めてとなる出場選手登録を抹消され、2軍調整となった。

 即戦力ルーキーとして注目を集めた度会はキャンプ、オープン戦を通じて結果を残すと、広島との開幕戦には「1番・右翼」で先発出場。

九里亜蓮から豪快なアーチをかけ、話題を集めた。

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 迎えた2戦目も2試合連続弾を含む、4打数4安打1盗塁と脅威的な活躍を示し、セ・リーグでは初となる新人選手の開幕2戦連発を放つなど、異彩を放っていた。

 しかし5月に入ってからはベンチを温める機会も増えていた。積極的な打法も研究され、外野守備でも粗さが目立ち始めたことで、再度調整の必要性もいわれていた。ここまで31試合に出場、打率.231、11打点、2盗塁。

 ただ、開幕から1か月半が経過し、2軍落ちとなったが、プロ人生は始まったばかり。

何より、開幕アーチを含む豪快弾、長打力は誰もが持ち合わせるものではなく、天性の才能を感じさせる。

 今回度会のファーム落ちの一報が流れると、SNS上でも「ここまで良くがんばった」「スケールの大きな打者に育ってほしい」「また力つけて帰ってこい」など、今後の成長を願う声があふれた。

 DeNAにとっても将来の主軸にと期待するドラ1ルーキー。鍛錬の時間を過ごして、また1軍の舞台に戻ってくることを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]