投手に打球直撃のアクシデントが続いた。パドレスの監督がコメントしている(C)Getty Images
ドジャースとパドレスのオープン戦が現地時間2月23日(日本時間24日)に行われ、パドレスのコール・パプラムに打球が直撃するアクシデントが起きた。
この試合の8回、二死二塁でアーロン・ブラチョが放ったライナー性の打球がパプラムの右側頭部付近を直撃してしまい、右腕は苦悶の表情を浮かべて緊急降板となった。
【動画】強烈な打球がパ軍投手を襲う!「彼が大丈夫であることを祈る」
「パドレスのマイク・シルト監督によると、パプラムは数分間グラウンド上で診察を受けたが、意識ははっきりしていたという」と、『MLB公式サイト』が伝えている。
打球速度は102.4マイル(約164.8キロ)を計測していたといい、強烈な打球が襲った。シルト監督は「彼は意識があり、自分がどこにいるかもわかっていた。しかし、明らかに恐ろしいことで、痛みを感じていたし、あのようなことが起きて少し動揺している」と話した。
ドジャースの右腕であるボビー・ミラーも、20日(同21日)のカブスとのオープン戦で同じく打球が頭部を直撃して緊急降板。メジャーのオープン戦で立て続けに起きてしまったアクシデントにファンも動揺し、SNS上では「どの選手、どのチームにとっても、このような事態は絶対に避けたい」「彼が大丈夫であることを祈る」といった声や、「MLBは投手にヘルメットを着用させるようになるだろう」といった投稿まで寄せられていた。
シーズン開幕前のオープン戦で大きなケガだけは避けたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]