宇都宮ブレックスをホーム・ウィングアリーナ刈谷に迎えたシーホース三河。
12月26日(土)のGAME1。
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―試合結果―
2020年12月26日(土)
三河 ● 82 ―88 ◯ 宇都宮
(三河通算成績17勝7敗)
1Q 三河 14–24 宇都宮
宇都宮の堅守に出鼻をくじかれ、最大16点のビハインド
スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりから宇都宮の徹底したディフェンスに苦しめられる。#5コリンズワースがインサイドアタック、#14金丸、#1川村がアウトサイドからこじ開けようとするもシュートがリングに嫌われ、10-0と走られる。
開始3分半に#5コリンズワースがスティールから走ってようやく初得点を挙げ、#32シェーファーのリバウンド、バスケットカウントの連続得点で喰らいつくも、宇都宮#13渡邉、#4ギブスに立て続けに3Pシュートを浴びて、残り2分、8-24と点差を16点に広げられてしまう。
オフェンスに焦りが見られる中、ベテランの#3柏木がゲームを落ち着かせると、自らアタックで得点、さらにスティールから#8高橋のコーナーミドルをアシストする。#8高橋と#21ウィティングトンの2メンゲームで10点差に追い上げて、最初の10分を終えた。
2Q 三河 33–40 宇都宮(三河 19–16 宇都宮)
シェーファーのダンクで逆転も、再び突き放される
スタートは、#3柏木、#7長野、#8高橋、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
ディフェンスの強度を上げて、宇都宮の得点を止めると、オフェンスにも徐々にリズムが生まれはじめる。
その後は一進一退の打ち合いに。#21ウィティングトンの3Pシュート、#14金丸のカットイン、#5コリンズワースのファストブレイクで1点差に迫り、残り1分半にファストブレイクから#32シェーファーがダンクを叩き込んで逆転。しかしすぐに宇都宮に反撃されて、三河 33–40 宇都宮で試合を折り返す。
3Q 三河 55–69 宇都宮(三河 22–29 宇都宮)
宇都宮のインサイドアタックを止められず、再び二桁点差に
スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#32シェーファーの3Pシュートで先手を取り、アーリーオフェンスから#54ガードナー、#5コリンズワースが得点して接戦に持ち込むも、宇都宮#5ピーク、#40スコットのインサイドアタックに苦戦して少しずつ点差が開きはじめる。#1川村、#3柏木が中外からスコアして持ち堪えるも、14点のビハインドで最終Qを迎える。
4Q 三河 82–88 宇都宮(三河 27–19 宇都宮)
ガードナー 17得点で猛追も届かず、6点差で惜敗
スタートは、#1川村、#3柏木、#7長野、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
#7長野のフローター、#54ガードナーのバスケットカウント、#21ウィティングトンで追撃するが、その度に宇都宮に返上される我慢の時間が続く。
66-83で迎えたオフィシャルタイムアウト明け、#3柏木がパスフェイクからレイアップ、#54ガードナーがパワーで押しこんで連続得点を挙げ、宇都宮の背中が見えはじめる。
残り1分#54ガードナーの3Pシュートで一桁点差に。#21ウィティングトンのリバウンド、#54ガードナーのフリースローで詰め寄るも、最終スコア 三河 82–88 宇都宮で振り切られた。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
今日は出だしが受けてしまったというか、オフェンスが焦っていたというか、ボールが止まってしまったところがありました。
前半なんとか粘って後半につなげることができ、後半はいいところまでいったんですが、オフェンスで焦って、いつもやらないようなシュートを量産してしまったことが残念です。
ただ、第4Qの終わり方がディフェンスから走ることができ、宇都宮さんの得意なセカンドショット、トランジションを、ちょっとだけでも上回ることができました。
しっかりもう1回我慢して、ディフェンスをオフェンスに繋げることができるように明日は頑張りたいと思います。
宇都宮ブレックス 安齋竜三ヘッドコーチ 試合後コメント
出だしから準備していたディフェンスを選手たちが遂行してくれて、自分たちの流れになりました。
ターンオーバーだったり、自分たちのミスから相手に流れを持っていかれるところだったり、最後のゲームの終わり方だったりというところは、もっとしっかり詰めていかないと今後いけないなと思います。
明日はまた違う展開になると思うので、明日のためにしっかり準備したいと思います。
―試合結果―
2020年12月27日(日)
三河 90 ◯ ― ●70 宇都宮
(三河通算成績18勝7敗)
1Q 三河 20–19 宇都宮
序盤から激しい守り合いに、川村が11得点で牽引
スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
出だしから両チームともにハードなディフェンスを徹底。#5コリンズワースのアタックでねじ込み、トランジションから#32シェーファーの合わせで先行するが、宇都宮も#5ピーク、#18鵤らの得点で譲らず、ロースコアながら熾烈なシーソーゲームが続く。
#1川村がフリースロー、ドライブ、連続3Pシュートと連続で11得点を積み上げてオフェンスを引っ張り、#5コリンズワースのリバウンド、#54ガードナーの3Pシュートでわずかに1点リードして1Qを終える。
2Q 三河 51–35 宇都宮(三河 31–16 宇都宮)
オフェンスが爆発、16点リードで折り返し
スタートは、#1川村、#7長野、#15根来、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
宇都宮#31喜多川、#7テーブスの連続3Pシュートで先手を取られるも、#7長野のフローターで逆転。#14金丸が3Pシュート時にファウルを受けて3本のフリースローを沈め、#21ウィティングトンが3Pシュートで5点のリードを得てオフィシャルタイムアウトを迎える。
宇都宮のチームファウルが5つとなり、ディフェンスの強度が落ちたと見るや、#7長野、#54ガードナーが果敢にリングに向って突き放しに掛かる。#14金丸の3Pシュートで一気に流れを傾けると、#7長野のスティールから#3柏木が走って二桁点差に。#14金丸が立て続けにドライブで加点し、#7長野がスティールからのワンマン速攻を繰り出して、16点の大量リードを奪う。
3Q 三河 70–60 宇都宮(三河 19–25 宇都宮)
1点差に迫られるも、長野が流れを変える
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
宇都宮は#22ロシターを起点にオフェンスを展開。
宇都宮に傾いた流れを引き戻したのは、#7長野のアグレッシブだった。得意のフローターで連続得点を挙げてリードを保つと、#15根来の3Pシュートをお膳立て。さらに#21ウィティングトンのディフェンスリバウンドから一気にオフェンスに転じてバスケットカウントをもぎ取ると、#7長野のスティールから#21ウィティングトンが3Pシュートを決めて、10点リードで最終Qへ。
4Q 三河 90–70 宇都宮(三河 20–10 宇都宮)
20点差で快勝、西地区首位を堅守して2020年を締めくくる
スタートは、#3柏木、#5コリンズワース、#14金丸、#15根来、#54ガードナー。
#54ガードナーのローポストアタックを起点にオフェンスを展開。#54ガードナーのフリースロー、リバウンドなどで得点を重ねる。
宇都宮は3Pシュートで打開を図ろうとするが、粘り強いディフェンスでタフショットを打たせてはディフェンスリバウンドを奪う好循環を生み出し、反撃の糸口を与えない。
時計をしっかりと進めながら、#5コリンズワースの連続得点、残り2分#7長野のアタックでリードを20点に乗せてほぼ勝利を手中に収めると、最後は#7長野がキャリアハイとなる3Pシュートを沈めて、2020年を締めくくった。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
最初からエナジーを出して、トータル的には良いディフェンスができたと思っています。その分オフェンスも良い感じでファストブレイクも出ましたし、シュートも入りました。今日は最高のカタチができたんではないかなと思います。
宇都宮さんは非常にディフェンスのいいチームで、リーグで一番のディフェンスをするチームだと思います。そのチームからハイスコアで90点取れたということは、選手たちにも自信になったのかなと思います。
宇都宮ブレックス 安齋竜三ヘッドコーチ 試合後コメント
前半から三河さんの良い部分を出されて、自分たちのディフェンスの絞る部分がしっかりできていない時間があって、50失点ぐらいしてしまいました。
後半の出だしはしっかり頑張ってできたんですけど、それを20分間続けられなかったことが敗因だと思います。
交代だったり、タイムアウト開けのターンオーバーとかっていうところは、僕に責任があると思っているので、そこはしっかり学んで次の名古屋D戦に準備したいと思います。
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リアル・ミッチー 集中力の整え方 金丸晃輔(三河) https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-concentration-kohsuke-kanamaru/