ディズニーピクサーのアニメ映画最新作『バズ・ライトイヤー』より、猫型友だちロボット・ソックスの愛くるしい魅力がたっぷり詰まった本編映像が、日本語吹替版と字幕版で2本同時に解禁された。

【動画】“猫大好き”山内、猫型ロボット・ソックスの声優に! 『バズ・ライトイヤー』本編映像(日本語吹替版)

 本作は、「トイ・ストーリー」シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く。

アンディ少年のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤーは、実は、彼の人生を変えるほど夢中になった大好きな映画の主人公であり、本作はその映画の物語。

 責任感は強いが他人に頼るのが苦手なバズは、自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。はるか遠い地球に帰還するため、バズはたったひとりで困難なハイパー航行を繰り返すが、そんな彼を支えるのがソックス。失敗を繰り返す中たどり着いた“62年以上の時間がたった世界”で、バズは新たに出会う仲間とともに冒険し、“仲間の大切さ”にも気づいていくことになる―。

 今回解禁されたのは、ソックスとバズが初めて出会うシーンの本編映像。まだ電源の入っていないソックスを不思議そうに眺めるバズに、ソックスは電源が入ったとたん「やぁバズ。
僕ソックス。僕は友だちロボット。戻ってきた君の情緒を安定させるために、スターコマンドが支給したんだ」と、単調なおしゃべりと、まるで本物の猫のような愛くるしいしぐさでバズの足元にすり寄る。

 任務に失敗し元気がないはずのバズは「必要ないな」とソックスを突き放すが、「誕生日を、4回逃しちゃったみたいだね。一口サイズのケーキでお祝いしない?」「君の気持ちを話して。僕は聞き上手なんだ」「なにかゲームでもする? 君の性格診断に基づいて、ぴったり合ったゲームを作ってあげるよ」などと、ソックスはバズを元気づけようと話しかけ続ける。


 さらにバズのために「眠りを誘う音を流そうか?何種類かあるよ。夏の夜、海のパラダイス、クジラの声も…」と提案。しかしバズは「普通の音でいいよ。おやすみソックス」と言い、ソックスが「おやすみバズ。ハ―――」と、眠りの妨げになるような音を出し、バズがあきれて手をたたいたところで映像は幕を閉じる。

 最初こそかみ合っていないバズとソックスだが、二人はともに時間を過ごすことで互いを信頼し、やがて欠かせない相棒となっていく。


 日本版では、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が声を担当するソックス。そしてオリジナル版でソックスの声を担当するのは、『アーロと少年』で監督を務めるほか多くのピクサー作品を手掛けるクリエーターで、さらに『レミーのおいしいレストラン』『モンスターズ・ユニバーシティ』などでは声優も担当したピーター・ソーン。ピーターはソックスについて「ソックスの面白いところは、忠誠心があること。『あなたがお望みのものをなんでも持って参ります』みたいなところを演じるのは、とても楽しかったよ!」と語った。

 アニメ映画『バズ・ライトイヤー』は、7月1日より全国公開。