実業家の前澤友作氏が9日、民間人が初めて月を周回するプロジェクト「dearMoon」のクルー8人と、バックアップクルー2人を発表した。

【写真】前澤友作氏と、共に月に行くクルーたち

 前澤氏は、2023年にイーロン・マスク氏の率いるSpaceX社のロケットに乗り月を周回するプロジェクト「dearMoon」を発表しており、2021年3月には、一緒に月へ行くメンバーを世界中から募集していた。



 「dearMoon」のメンバーに選ばれた、K-ポップグループ・BIGBANGのTOPは「韓国のアーティストとして、dearMoonが世界をインスパイアし、人々に希望を与えられるよう願っています。夢を持つ全ての人々に、不可能なんてないと感じてほしいのです」と月旅行への意気込みを発表。

 またアメリカでDJ・音楽プロデューサーとして活躍するスティーヴ・アオキ氏もクルーに。「月に行くのは子供の頃からの夢だったんだ。その夢が少しずつ現実と変わってきているのが信じられないけど、非常に楽しみで感謝しかない。さぁ、月へ!!」と言葉をつづった。


 月への旅がいよいよ来年に迫っている前澤氏。「素敵なクルーの皆さんと共に月に旅できることを嬉しく思います。宇宙空間の中で育まれるクルーの絆とクリエイションを地球まで大切に持ち帰りたいと思います」とコメントを発表した。

 インスタグラムには、「Luckiest people in the world..」「TOPを宜しくお願い致します」「多才な素敵なチームになりそうですね」「宇宙からの発信、今から楽しみにしていますね」などと反響が集まり、前澤氏の計画実現を楽しみにする声が寄せられている。

 クルーに選ばれたのは、TOP、スティーヴ・アオキ氏のほか、振付師のイェミ・A・D氏(チェコ)、写真家のリアノン・アダム氏(アイルランド)、YouTuberのティム・ドッド(アメリカ)、写真家のカリム・イリヤ氏(英国)、映像作家のブレンダン・ホール氏(英国)、俳優のデヴ・ジョシー(インド)。バックアップメンバーは日本人ダンサーのMiyuと、スノーボーダーのケイトリン・ファリントン(アメリカ)が選出された。


引用:「前澤友作」氏インスタグラム(@yusaku2020)