クランクイン!では、2022年10月期で面白かった「秋ドラマ」の投票アンケートを実施。読者が選ぶ面白かったドラマのランキングが明らかになった。



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 今回の結果は、クランクイン!が2022年12月16日~22日の7日間で「面白かった秋ドラマ」についてのアンケートを実施し、集計したもの。投票は1人につき最大3作品まで。540名から回答があった。

■ 2位 『エルピスー希望、あるいは災いー』(得票数132票)

 第2位は、女優の長澤まさみが主演を務め、俳優の眞栄田郷敦鈴木亮平が共演するドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)だった。本作は、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。長澤がえん罪事件を追う女性キャスター・浅川恵那を演じ、眞栄田はともに事件を取材する若手ディレクター・岸本拓朗、鈴木が政治部記者・斎藤正一を演じている。


 本作を選んだ読者からは「ひとつの冤罪事件をゆっくり慎重に紐解きながらも誰が味方で誰が敵か……裏切られたり味方についたり1話があっという間に終わってしまうぐらい凄いドラマです」といった声や、現実社会のメディアや政治が抱える問題にフォーカスする内容に対して「タブーとされる内容だったからよくぞやったって感じです」などの意見も。

■ 1位 『PICU 小児集中治療室』(得票数202票)

 第1位に輝いたのは、俳優の吉沢亮が主演を務めた月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)だった。本作は高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもが対象の小児専門の集中治療室PICUをモチーフにした医療ドラマ。北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が先輩医師とともに、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るために奔走する姿をリアルかつ温かな筆致で描いていく。

 武四郎の母・南を大竹しのぶが演じ、幼なじみの救命医・矢野悠太役には高杉真宙、さらに安田顕がPICU科長・植野元を演じた。さらに救命医・綿貫りさ役に木村文乃、稚内で古く続く診療所の院長・山田透役をイッセー尾形が演じている。


 本作を選んだ読者からは「吉沢亮の演技が素晴らしかった」「出演者の演技、脚本、音楽、画像の綺麗さ、全部良かったです」「脚本、演出、キャスト全て最高で他のドラマとはレベルが違う!!」「吉沢亮さん、安田さん、大竹しのぶさん、木村文乃さんをはじめ全てのキャストのお芝居に釘づけでした」などの声が集まっている。