竹野内豊主演『イチケイのカラス』(2021年4~6月)の1年半ぶりとなるオール新作のスペシャルドラマ、土曜プレミアム・映画公開記念『イチケイのカラス スペシャル』が、フジテレビ系にて1月14日21時から放送される。新作スペシャルでは、熊本地裁に異動になったみちお(竹野内)が、2つのケンカ事件の裏にある真実を追い求める。



【写真】竹野内豊&小日向文世らが集結 『イチケイのカラス スペシャル』場面写真

 『イチケイのカラス』は、講談社「モーニング」で連載された同名漫画を原作とした、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、伝家の宝刀“職権発動” (刑事訴訟法128条「検証」に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、裁判官の主人公・入間みちお(竹野内)と、自由奔放で型破りなみちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍を描くドラマだ。

 舞台は入間みちお(竹野内豊)がイチケイから異動になって1年後の熊本。熊本地裁第二支部で精力的に裁判を行うみちおのもとに、ヤンキーグループの決闘の仲裁に入った青年・諏訪遙人(高橋優斗<HiHi Jets/ジャニーズJr.>)が殴られ、意識不明の重体となった傷害事件が起訴される。加害者と推定された内田亘(嘉島陸)は、全面的に罪状を認めており、執行猶予付きの判決で収束する事件のように思われた。しかし、調査を進めると、警察の取り調べの際、内田は容疑を否認していた事実が発覚。疑問に思ったみちおは、職権発動して捜査を開始する。


 一方、東京では、イチケイの部長裁判官である駒沢義男(小日向文世)が、大企業「星積ホールディングス」の社員同士の傷害事件を審議していた。社員たちは、次期社長候補の派閥にそれぞれ属していて、代理戦争の様相を呈していた。対立しているのは、同社役員、大藪重之(北村一輝)と嶋津奈都子(中村アン)。とにかく裁判を早く終わらせようとする被告と原告の態度に、駒沢は怒りすら覚えてきて…。

 そして全くスケールの違う2つのケンカ事件のある接点が浮かび上がる。物語のラスト、裁判で直面する、この事件の背後にあった切ない愛の物語と大きな闇とは?

 土曜プレミアム・映画公開記念『イチケイのカラス スペシャル』は、フジテレビ系にて1月14日21時放送。