シソンヌ・じろうが初主演するドラマ『心霊内科医 稲生知性』(フジテレビ系)の「第4夜」に俳優の大東駿介、「第3夜」にお笑い芸人の岡野陽一が出演することが決定。併せて、じろうの白衣姿が公開された。
【写真】主演のシソンヌ・じろうが演じる稲生知性の場面写真
本作は、怨霊が見える“心霊内科医”の活躍を描いた心霊ミステリードラマ。クールだがどこか抜けている“心霊内科医”を演じるのは、コント師として高い評価を得ており、ドラマ・映画でも数多くの作品に出演してきたシソンヌのじろう。今作でドラマ初主演を果たす。
「第4夜」で大東が演じるのは、妻がいながら会社の部下だった女性と不倫関係に陥り、ついにはその不倫相手の女性が自殺してしまい、身体の不調を訴える会社員・平山実。大東は『野ブタ。をプロデュース』(2005年/日本テレビ)でデビュー以降、数々の話題作に出演。現在放送中のドラマ『スタンドUPスタート』では、第1話にゲストとして登場し、演技力の高さで話題を呼んだ。そんな大東が、怨霊に取り憑かれた役に挑む。
平山(大東)は妻に付き添われながら稲生知性(じろう)のクリニックを訪れる。平山は妻・眞砂子と2人暮らしだが、1年前に部下の田辺葵と不倫関係に陥った。ほどなくして関係は眞砂子の知るところとなり、泥沼の愛憎劇が勃発。愛人・葵の電話番号とメールアドレスを夫のスマホから手に入れた眞砂子は、昼夜問わず執拗に葵を責め立てた。
眞砂子が葵を攻撃し始めてから半年後、葵は精神のバランスを崩して自殺した。すると、妻・眞砂子、そして平山の身体に異常が起き始めたのだった。精神を集中させた稲生には、平山に取り憑いた女の怨霊姿が見える。怨霊は、平山の不倫相手・田辺葵だと名乗り、意外なことを口にした。「私は自殺したんじゃない! この男に殺された!!」。平山は激しく首を振って否定した。果たして、嘘をついているのは人間か、それとも、怨霊か?
フジテレビドラマ初出演となる岡野は、「第3夜」で不動産会社の営業マン・武田勝浩を演じる。武田には妻と小学生の娘がいるが、最近、妙に事故に見舞われることが多く、階段から落ちて腕を骨折、壁に飾られた絵が落ちてきて頭を負傷。さらに自宅で、女性の幽霊を何度か目にしたという。
稲生が診察を始めると、武田の背後に女子高生の怨霊が出現した。しかし、怨霊はうなり声をあげるだけで話さない。「君は誰だ?」。
ドラマ『心霊内科医 稲生知性』は、フジテレビ系(関東ローカル)にて3月27日25時25分より第一夜、3月28日25時25分より第二夜、3月29日24時55分より第三夜、3月30日25時55分より第四夜放送。
※大東駿介、岡野陽一のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■大東駿介
心霊と犯罪。これを結ぶ愛憎。ホラーともサスペンスとも言い難い人間のおぞましさが漂う見事な食い合わせでした。なかなか苦しいテーマでしたが、シソンヌ・じろうさんの飄々(ひょうひょう)とした、でも、何かを見透かしているような稲生知性とのシーンは、化かし合いをしているようで楽しかったです。
■岡野陽一
ドラマにこんなにがっつり出させて頂くのは初めて、勝手なイメージでもっとピリピリしてると思ってたのですが、皆様気さくな方々で優しくして下さり、合間を縫って喫煙所でシソンヌ・じろうさんとパチンコの話をしたりと、楽しい撮影でした。心霊ということで、撮影はしましたが、僕もどういう映像になるのか分かってないところもあるので、放送を見るのが楽しみです。