堀田茜が主演するドラマ『私と夫と夫の彼氏』より、主人公・美咲(堀田)の夫・悠生役を古川雄輝、悠生の不倫相手・周平役を本田響矢が演じることが発表された。
【動画】堀田茜主演、古川雄輝、本田響矢共演『私と夫と夫の彼氏』15秒&30秒予告
原作は綾野綾乃による同名漫画。
高校教師の仲道美咲(堀田)には、インテリアデザイナーでハンサムな誰からもうらやましがられる自慢の夫・悠生がいる。しかしそんな美咲にも悩みはあった。悠生は美咲に触れようとしない。セックスレスだった。求めても突き放される日々に不安を抱いた美咲は、結婚記念日にセックスをする約束をする。年に1度でもセックスをしてくれるのなら、悠生は自分のことを女として見ていないわけではないと言い聞かせる美咲。
主人公・美咲の夫で、美咲のことを人として愛しながらも美咲のかつての教え子周平と不倫している仲道悠生役には、古川雄輝が決定。そんな悠生を愛しながら高校の時に担任だった美咲にも想いを寄せる伊奈周平役は、“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞、ドラマ『ジャックフロスト』(2023年・MBS)に主演する本田響矢が演じる。
古川は「女性と婚姻関係にあり、男性ともお付き合いをしているという難しい役柄ですが、堀田さん本田くんと共に、楽しくそして真剣にそのテーマについて考えながら演じさせて頂いています。様々な愛の形がある中、人として誰かを愛するということについて深く考えさせられる作品でもあります。三人が幸せを見つけるまでのストーリー、楽しんで観て頂けたら嬉しいです」とコメント。
本田は「周平は、僕が今まで出会ったことのないポリアモリーというものを持った人物です。それは恋愛の対象が性別関係なく、たくさんの人を同時に愛せること。このことについて撮影前にたくさん勉強しました。ポリアモリーであることをまだしっかり自覚できていないからこそ、戸惑い苦悩してきた分、そんな彼は自分を取り繕う生き方をしているんだろうな、と思う瞬間が多々ありました。
オープニングテーマは、キャラクターの2次元と実在する3次元の姿で活動を行う5人組男性グループ学芸大青春(がくげいだいじゅねす)の「ヤマアラシのジレンマ」に決定。“隣に居たいだけなのに傷つけてしまう”という切ない歌詞が「私の夫と夫の彼氏」の世界観と重なり、ドラマをグッと盛り上げる。「今回オープニングテーマに選んでいただいた『ヤマアラシのジレンマ』という楽曲は、新型コロナウイルスがまだ日本中で猛威を振るっていた時期に制作し、ずっとリリースを温めてきたとても大切な楽曲です。世の中の常識や情勢が目まぐるしく変化していった中で、『生き辛さ』や『息苦しさ』を感じながらも『人との距離感』をうまく保つことが、当たり前のスキルとして求められる時代になってしまったと思います。でも『当たり前』が何なのか、時折分からなくなりませんか? そんな「当たり前」が苦手な人たちの心に寄り添いたくて作った曲でした」と明かしている。
メインビジュアルのコンセプトは、背徳の三角関係。微妙な関係にある3人がギリギリの微妙な距離感を保ちながら生きていこうとする様子を表現している。妻とは手を握らずぴったりと寄り添いながらも、妻の見えないところで愛人男性と手をつなぐ夫の裏切り。いびつな三角関係はどうなってしまうのか? 切ない妻の決断とは?
ドラマ『私と夫と夫の彼氏』は、テレビ東京にて本年放送。Paraviにて3月28日19時から1~5話、4月11日19時から6~10話を独占先行配信。