Amazonのドラマ『シタデル』に出演中のプリヤンカー・チョープラーが、2000年代はじめに受けた鼻の手術で失敗したことから、深刻なうつ状態になったと明かした。

【写真】プリヤンカー・チョープラー、ミス・ワールドに選ばれた2000年から現在まで

 Peopleによると、ラジオ番組『ハワード・スターン・ショー』に出演したプリヤンカーが明かしたもの。



 「事が起こり、私の顔は全く違うものになってしまいました。そして私は、深い深いうつ状態になりました」とコメント。深く落ち込んだ彼女は家から出られなくなってしまい、仕事の面でも、3つの映画をクビになり、女優としてのキャリアは始まる前に終わってしまったかのように感じられたそうだ。

 プリヤンカーは、鼻の手術の失敗について、自身の自叙伝『Unfinished(原題)』の中でも触れている。彼女は2000年にミス・ワールドに輝いたことで知られるが、それからしばらく後に風邪を長引かせてしまい、呼吸が困難になったそうだ。喘息のある彼女にとって呼吸ができないことは深刻な問題で、知人の紹介で医師に相談したところ、鼻腔にできたポリープの除去を勧められたという。


 簡単な手術だと思っていたものの、医療過誤によりポリープと一緒に鼻筋も削られてしまい、包帯を取ってみるとまるで別人のようになっていたそうだ。「母と私は怯えました。元の私の鼻はなくなり、全く別人のような顔になっていました。もう私は私でなかったのです」と振り返る。自分自身であることや、自尊心を取り戻せはしないと絶望したそうだ。

 プリヤンカーはその後、医師である父に矯正手術を勧められ、何度か手術を受けることで、ようやく自分の鼻を正常だと思えるようになったそう。
「鏡で見る自分に慣れるのに数年かかりました。今鏡を見ても、もう驚きません。少し違う自分の顔と折り合いをつけることができました。これが私の顔で、私の身体です。欠陥があるかもしれませんが、それも私です」と述べている。