映画『ミンナのウタ』公開前夜祭舞台あいさつが10日、都内で開催され、GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)、早見あかり、清水崇監督が登壇。この日は、観客の感情を、血流や血管の収縮で分析するプラットフォームで測定が行われ、メンディーの演技が一番観客を怖がらせたという結果が出ると、「めちゃくちゃ嬉しい」と笑顔を見せていた。



【写真】本人役で主演を務めたGENERATIONS

 本作は、ホラー映画『呪怨』シリーズを手掛けた清水監督最新作。ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバー7人が本人役で主演を務め、呪いのメロディによって恐怖の連鎖が巻き起こる姿を描く。

 客席にランダムに置かれた特殊カメラで、鑑賞者の血流や血管の収縮などを測定し、感情を分析するという試みが行われた本鑑賞会。最も観客を怖がらせたキャストとして、怖がらせ度60%で1位に輝いたメンディーは「めちゃくちゃ嬉しいです」と破顔。どのシーンで観客が怖がったかも発表されると、メンディーは「撮影しているときもめちゃくちゃ怖かった」とリアルな感情がスクリーンに映し出されていたという。
 
 そんなメンディー自身が最近ヒヤッとしたことについて問われると、7月15日に都内の高校で行われた本作の「夏休み“怨”涼試写会イベント」で清水監督が盛り上がる学生たちに向かって「うるせー」と一蹴したことをあげる。
メンディーは「あれはヒヤッとしましたよ。学生には冗談だと通じなかったみたいで、シーンってなっていて、涼太ともヤバいよねって言っていたんです」と当時を振り返る。

 清水監督は「本当に声援がうるさかったんです」と苦笑いを浮かべると「でもあれは大人げなかったですね。片寄くんにも本気モードで『監督、あれはダメですよ』って言われてしまいました」と謝罪。さらに清水監督は「この映画は8月公開ですが、僕は一つ前の作品(『忌怪島/きかいじま』)が6月に公開されたんです」と切り出すと、その作品の主演がなにわ男子の西畑大吾だったことに触れ「なんか節操がないなと。いまここにいていいのか、冷や冷やしています」と発言して会場を笑わせていた。


 この日は、映画自体の恐怖度指数も発表され95%という高い数字が出ると、清水監督は「もし低い数字だったら出しませんと宣伝チームに言われていたので、本当の数字なのかな」と笑顔を見せると「これで僕はホラーを卒業して、コメディを撮っていいんですかね」と語っていた。
 
 映画『ミンナのウタ』は、8月11日公開。