DVD付きマガジンシリーズ「昭和 傑作テレビドラマ DVDコレクション」創刊を記念し、昭和の青春ドラマの金字塔と呼ばれている『俺たちの旅』で主演を務めた中村雅俊が23日、共演者の田中健、岡田奈々と共に都内で記者発表会を行い、撮影の思い出話を語った。

【写真】岡田奈々64歳、可憐さは変わらず!

「昭和 傑作テレビドラマ DVDコレクション」は1972年~1981年ごろに放送され大ヒットを記録したテレビドラマの数々をそろえることができる初のDVD付きマガジンシリーズ。

『俺たちの旅』は、1975年に放送され大きな反響を呼んだ青春物語だ。

 個人的には交流があったものの、3人が揃ったのは、2003年12月に放送されたドラマ『俺たちの旅 三十年目の運命』以来という。中村は「本当に3人で会うのは久しぶりだよね」と懐かしそうに語ると、田中も「奈々ちゃんに会いたかった」と目じりを下げる。

 撮影当時16歳だったという岡田は「雅俊さんとは9年ぶり、健さんとは『三十年目の運命』以来です」と笑顔を見せると、「お久しぶりなのですが、当時のイメージのまま。いつお会いしても照れくさいし、緊張します。素敵なお兄さんたちです」と語っていた。


 発表会では、オープニングタイトルで見せた撮影の裏話なども披露。中村は「昔話を始めると、どんどんエピソードが出てくる」というと、撮影が終わるといつも中村と田中は飲み屋に行って飲んで歌って……のくり返しだったという。

 中村は「寝不足で遅刻してしまうことばかりでしたね」と反省しつつも、「長いキャリアになりますが、『俺たちの旅』のスタッフ、キャストは特別な関係。本当に仲良くしていただいたドラマ。チームワークが良かった」と懐かしそうに語る。

 また岡田は、本作で八千草薫さん、ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』で樹木希林さんの娘を演じているが「八千草薫さんも樹木希林さんも憧れの女優さん。
娘役をやらせていただいた経験は、いまでも宝物なんです」と懐かしそうに語っていた。

 この日は、9月8日22時~24時に全国18局ネットで「中村雅俊のオールナイトニッポンGOLD」が放送されることも発表されたが、「生放送は久々なのでとても楽しみ。昔のエピソードを思い出して臨みたいです」と意気込んでいた。