趣里が主演する連続ドラマW‐30『東京貧困女子。‐貧困なんて他人事だと思ってた‐』(WOWOW)の初回放送・配信日が11月17日に決定。

本作よりポスター&特報、オールキャストが解禁され、趣里の相棒役を三浦貴大が演じることが明らかになった。

【動画】「令和」の“貧困”の現実をリアルに表現! 趣里主演『東京貧困女子。‐貧困なんて他人事だと思ってた‐』特報

 本作は、東洋経済オンラインで1億5000万PV突破の話題作『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社刊)をドラマ化。経済誌の契約編集者である主人公・雁矢摩子(趣里)が、貧困女性たちの現実を取材しながら、自らの目線や体感を通して、社会の矛盾や貧困問題の巧妙な仕組みを浮き彫りにしていく。

 解禁されたポスタービジュアルは、新宿にて撮影したカットをそのまま使用し制作された。
実話をベースに描かれる本作ならではの世界観を象徴したデザインに仕上がっている。実際に貧困問題に取り組む活動家らにも取材し作品にも反映した、「令和」の“貧困”の現実をリアルに表現した本作併せて公開となった特報映像も必見だ。

 そして、経済誌の契約編集者である雁矢摩子の相棒となる風俗ライター・崎田祐二を、三浦貴大が務めることが決定。共演経験も多い趣里と三浦の2人が、今回は編集者とライターの間柄でバディを組み、役を通してさまざまな境遇を抱える“貧困”当事者への取材を共に重ねていく。

 崎田祐二役の三浦は「とにかく、大切に演じなくてはならないテーマだと思いました。ドラマに出てくる登場人物は確かに現代社会にいるはずです。
私が演じた崎田は、当事者に寄り添いすぎず、事実をただ社会に広めていこうとする男です。支援者とはまた違う、伝えるものとしての使命を全うする姿を、表現していきました」とコメント。「また、このドラマを通じて、このテーマについて考える時間を持っていただけたら幸いです」とメッセージを寄せた。

 本作に登場する貧困当事者役含むキャスト陣も一挙解禁。第1話で摩子が初めて取材する風俗で医学部の学費を捻出する大学生・広田優花を田辺桃子、姉を援助し貧困に陥った元富裕層・川上典子を霧島れいか、会社や親からの虐待被害者・三井恵子を宮澤エマ、自身の学歴を悔やむシングルマザー・村上葵を東風万智子が務める。

 さらに、児童支援施設でボランティアをする元無国籍者の石岡・バウティスタ・リサを安斉星来、崎田の親友でデリヘル店長・望月遼太郎を淵上泰史、熟年離婚した摩子の母親・宮下菜穂子を高橋ひとみが務める。


 連続ドラマW‐30『東京貧困女子。‐貧困なんて他人事だと思ってた‐』は、WOWOWプライムにて11月17日より毎週金曜23時放送。WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信。