板谷由夏が主演する10月5日スタートのドラマ『ブラックファミリア ~新堂家の復讐~』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜11時59分)より、新堂家のライバル・早乙女家キャストとして筒井真理子塩野瑛久、平山祐介らの出演が発表された。また、世界的大ヒット中のオリヴィア・ロドリゴの楽曲「ヴァンパイア」が、本作の主題歌に決定した。



【写真】板谷由夏、『ブラックファミリア ~新堂家の復讐~』で愛する娘の死の真相を追う

 本作は、『ブラックスキャンダル』『ブラックリベンジ』に続く“ブラック”シリーズ第3弾となる復讐ミステリー。謎の死を遂げた女子高生の家族が、愛する娘の死の真相を追うため、様々な姿になりすまして事件の関係者に近づき、意外な真実を暴いていく。

 この度、主人公・一葉たち新堂家のライバルとなる早乙女家のキャストが決定した。秋生の妻で、環境コメンテーター・早乙女麗美(さおとめ・れみ)を筒井真理子が、秋生の息子で、衆議院議員・早乙女倫太郎(さおとめ・りんたろう)を塩野瑛久が、早乙女グループの代表を務める早乙女家当主・早乙女秋生(さおとめ・あきお)を平山祐介が、秋生の娘で、亡くなった梨里杏の同級生だった早乙女葵(さおとめ・あおい)を瀧七海が、秋生の父で、早乙女家の元当主・早乙女泰造(さおとめ・たいぞう)を小野武彦が、それぞれ演じる。

 早乙女家は、梨里杏の死について、一体何を隠しているのか? そして、早乙女家へ復讐する新堂家との関係はどうなっていくのか? 物語の行方に期待が高まる。

 また、世界的に大ヒット中のオリヴィア・ロドリゴ「ヴァンパイア」が、本作の主題歌に決定した。
オリヴィアが「これは失敗と教訓について歌った曲」と語るように、元恋人に対する怒りや後悔の気持ちを乗せた生々しいヴォーカルが印象的な本楽曲。復讐を誓う新堂家の心情とも重なり、物語の世界観を盛り上げる。

 オリヴィアは「日本の皆さん、オリヴィア・ロドリゴです。私の新曲「ヴァンパイア」を、ドラマ『ブラックファミリア』の主題歌に選んでもらったことをすごく嬉しく思っています! 皆さん、ぜひ聞いてください!」とコメントを寄せている。

 プラチナイト新木曜ドラマ『ブラックファミリア ~新堂家の復讐~』は、読売テレビ・日本テレビ系にて10月5日より毎週木曜11時59分放送(初回のみ24時9分放送)。

※キャストのコメント全文は以下の通り。


<コメント全文>

■筒井真理子(早乙女麗美役)

─今回の作品の印象と、筒井さん演じる麗美の役どころについて教えてください。

 現代社会の闇が凝縮されたような、タイムリーでありながら、普遍的な2つの家族の物語だと思いました。そこにエンターテインメントの要素が加わり、とても面白く、私自身も毎話展開がとても楽しみです。麗美はセレブで表面的には悪女ですが、娘を想う母でもある。その振り幅を楽しんでいただけたら嬉しいです。

─意気込みをお願いします!

 板谷さんが演じられる一葉、そして新堂家との対決を、視聴者の皆さんにワクワクしてもらえたら嬉しいです。
フィクションでデフォルメされた面白さがある作品ですので、逆に「こういう人っているかも」という生身の人間のリアリティを出せたら、と思います。監督と話し合いながら、“実在する”麗美を日々工夫したいです。そして、そのリアリティが皆さんに届くといいなと思っています。

■塩野瑛久(早乙女倫太郎役)

─今回の作品の印象と、塩野さん演じる倫太郎の役どころについて教えてください。

 最初、台本を拝見した時、まずすごくワクワクドキドキする作品だなと思いました。その中で、復讐される側の人間である倫太郎を演じるのですが、果たして倫太郎はどういった人物なのか? 復讐されるべき人間なのかどうか? といったところが、どんどん明らかになっていく様が僕自身も楽しみですし、視聴者の皆さんにも楽しみにしていただけたら、と思っています。
最終的に、この家族と家族の対決がどうなっていくのか? 見守っていただけたら嬉しいです。

─意気込みをお願いします!

 今回、多くの先輩方に囲まれた現場なので、いろいろと胸を借りるつもりでいます。その中で、倫太郎という役が、現場をかき乱せるような素敵な人物になるよう、努力いたします!

■平山祐介(早乙女秋生役)

─今回の作品の印象と、平山さん演じる秋生の役どころを教えてください。

 秋生は、序盤からすごく黒幕っぽく見える、「こいつが1番悪い奴なんじゃないか?」と思わせるような男です。もちろんキャラは濃くて、特異な性格のようにも見えますが、変わり者が多い早乙女家の中で、その軸をちゃんと保つような位置付けの存在だとも思っています。心の奥の方に何かを我慢している、言えないことがある、抱え込んでいる…みたいなところが、チラッチラッと見えてくるといいな、と思います。
ただの変人とは思われないようにしたいです(笑)。

─意気込みをお願いします!

 縦横無尽に動き、権力者としてのいい面も悪い面も存分に発揮している秋生ですが、その実、内側にひた隠しにしている秘めたるものを、見ている方も覗き見たくなるような、そんな佇まいが表現できるといいな、と思っています。

■瀧七海(早乙女葵役)

─今回の作品の印象と、瀧さん演じる葵の役どころを教えてください。

 まず、こちらの作品に出演できて嬉しいです! 今回演じる葵は、すごく一途に何かを好きになれる女の子。私自身は、好きなものがすぐ変わることが多いので、その一途さは自分との大きな違いかな、と思っています。あと、葵はお嬢様ということもあり、綺麗めでフリルがたくさんあるようなお洋服をよく着ているのですが、普段はカジュアルな服装でいることが多いので、見た目から普段と違うことに挑戦できるのもすごく嬉しいな、と思います。


─意気込みをお願いします!

 実は私、少しおじさんみたいなところがあったりします(笑)。なので、今回のお芝居では、そういう部分は封印して、綺麗で品のある葵になれたらいいな、と思います。頑張ります!

■小野武彦(早乙女泰造役)

──今回の作品の印象と、小野さん演じる泰造の役どころを教えてください。

 役柄は、板谷由夏さん演じる新堂一葉を中心とした新堂家の復讐の対象である早乙女家の家長、早乙女泰造です。早乙女グループの創業者であり、息子の秋生に事業を譲ったとはいえ、グループ、一家にとってまだまだ大きな存在です。台本を読んだ時は、その存在感が大事だと思いました。

─意気込みをお願いします!

 意気込みというよりも、私自身も結末をまだ知らないので、どんな結末になるのか楽しみにしている部分があります。ただ、今ある材料や情報の中から、視聴者の皆さんにハラハラドキドキしていただけるように何をチョイスして演じるか、監督とも相談しながら撮影に臨むつもりです。