サイエンスSARUが世界に放つNetflixシリーズ『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』より、日本版声優、キャスト&スタッフコメント、日本語吹き替え版予告編、キービジュアルが解禁された。
【動画】主人公のスコットに下野紘! Netflixシリーズ『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』日本語吹き替え版予告編
これまでに実写映画化やゲーム化など多様なメディアミックスが展開され、世界的大ヒットを記録したグラフィック・ノベル「スコット・ピルグリム」。
日本では映画の公開を求めて署名活動が行われ話題となり、カルト的な人気を誇った。そんな伝説的コミックを、日本を代表する精鋭クリエイター陣が待望のアニメシリーズ化。しかし今回は単なる原作のアニメ化ではなく、時代に合った新しい視点から物語を再考し、スコットとラモーナ、そして元カレ軍団と彼らの友達が愛を見つけるためのミステリアスでアクション満載の旅に繰り出す様子を描く。
売れないバンドマンのスコット・ピルグリムは夢に出てきた理想の女の子ラモーナ・フラワーズに出逢う。しかし彼女と付き合うには彼女の7人の邪悪な元カレ軍団を倒さなければならない…。でも今回はもっと事態が複雑に…?
監督を務めるのは、スペイン出身のアニメーターであるアベル・ゴンゴラ。『夜明け告げるルーのうた』(2017)、『DEVILMAN crybaby』(2018)など湯浅政明監督作品に参加し、その才能が認められた実力派。近年は「Brand New Story」(GENERATIONS from EXILE TRIBE)のミュージックビデオや『スター・ウォーズ:ビジョンズ』(2021)の中のエピソードのひとつである「T0‐B1」で監督を担当。本作で満を持してシリーズ作品初監督を務める。
アニメーション制作は『DEVILMAN crybaby』(2018)、『日本沈没2020』(2020)、『映像研に手を出すな!』(2020)、『平家物語』(2022)など独自のクリエイティビティとハイセンスで世界から圧倒的な注目を集める新進気鋭のアニメーション制作会社サイエンスSARUが担当。
原作者のブライアン・リー・オマリーとベンデヴィッド・グラヴィンスキーがエグゼクティブプロデューサー、脚本、共同ショーランナーを担当、さらに実写版の監督、脚本、プロデューサーである映画監督のエドガー・ライト、マーク・プラット、ジャレッド・ルボフ、アダム・シーゲル、マイケル・バコール、ニラ・パーク、 チェ・ウニョンもエグゼクティブプロデューサーに名を連ねる。
マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クリス・エヴァンス、ブリー・ラーソン、ジェイソン・シュワルツマンなど、実写映画版のキャストがそれぞれ演じたキャラクターの声を再演することでも話題の本作だが、このたび、豪華日本版声優が発表された。
主人公のスコットには下野紘。スコットが恋するラモーナはファイルーズあい。邪悪な元カレ軍団には、関智一、斉藤慎二(ジャングルポケット)、花澤香菜、中村悠一、羽多野渉、大空直美、武内駿輔と人気と実力を兼ね備えた面々が集結。下野紘とファイルーズあい、そして監督のアベル・ゴンゴラから作品の出来に自信をのぞかせる意気込みコメントも到着した。
さらに日本語吹き替え版予告も解禁。日本版キャストが息を吹き込んだ魅力的なキャラクターたちと、ネクライトーキーが手掛けるオープニング・テーマの「bloom」がスコットと仲間たちの新しい旅路を鮮やかに彩っている。実写映画のキャストが演じる英語と日本を代表する声優陣が演じた日本語、両方の音声で繰り返し楽しめる作品となっている。
Netflixシリーズ『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』は、Netflixにて世界独占配信中(全8話)。
下野、ファイルーズあい、アベル・ゴンゴラ監督のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■下野紘(スコット・ピルグリム役)
最近だと、なかなか主人公をやる機会も多くないので嬉しかったですね!
作品の中に散りばめられた日本のゲームに対するオマージュなんかも個人的には好きなので、どんなネタがくるかワクワクしながら収録に臨みました!
そんな『スコット・ピルグリム』…序盤からなかなかの衝撃展開で、僕自身度肝を抜かれましたっ!! 気になる方は、是非ともご覧ください!!
■ファイルーズあい(ラモーナ・フラワーズ役)
高校生の頃に映画の『スコット・ピルグリム』に出会い、ラモーナに一目惚れして何度も何度も繰り返し見て彼女のファッションや髪型を真似していました。
見た目だけでなく、誰にも媚びずに我が道を突き進み、シニカルな魅力溢れる姿にとても勇気をもらっていました。わたしにとても影響を与えてくれた作品なので、まさか自分が大好きなラモーナを演じられるなんて夢にも思いませんでした…!
高校生の頃の自分に自慢したいです! ぜひアニメならではの魅力をお楽しみください!!
■アベル・ゴンゴラ(監督)
日本版のキャストの皆さんと一緒に仕事ができて、とても楽しかったです。皆さんの才能やプロ意識に感動しました。私は日本に住んでいるため、アメリカやイギリスで行われた英語版のレコーディングには直接参加することができませんでした。日本版のレコーディングは実際にアフレコ現場に行って直接収録に参加し、より深く音響のプロセスに関わることができました。
日本版は英語版とは異なった雰囲気に仕上がりました。特にラモーナを演じてくださったファイルーズあいさんは彼女にとても強い個性を与えてくれました。実はファイルーズさんは実写映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』のファンで、ラモーナの髪型が大好きなことや、他のキャラのこういうところが好きだということなど、アフレコの際に何度も話してくれたんです!
下野紘さんは完璧なスコットを演じてくれましたし、ウォレスがある出来事に巻き込まれるくだらないシーンで福西勝也さんは何回も私たちを笑わせてくれました。
皆さんは本当に素晴らしい演技で、アフレコはとても楽しい時間になりました。才能ある皆さんと一緒に仕事ができたことを光栄に思います。皆さんのご尽力のおかげ本作がさらにレベルアップしたと確信しています。