よしながふみの同名コミックを実写化したドラマ10『大奥』(NHK総合/毎週火曜22時)Season2の「幕末編」(最終回)が12日に放送され、人気声優がサプライズ登場し、天璋院役の福士蒼汰と共演すると、ネット上には「贅沢すぎん?笑」「このシーンはエモすぎる」などの声が集まった。

【写真】サプライズ出演した人気声優 『大奥』Season2「幕末編」(最終回)場面カット

 14代将軍・家茂(志田彩良)が志半ばで亡くなったため慶喜(大東駿介)が将軍を引き継ぐものの、その振る舞いが新たな争いの火種を生んでしまう。

その後、慶喜は政権を天皇に返上するものの、明治新政府軍と旧幕府軍が対立。

 和宮(岸井ゆきの)や瀧山(古川雄大)、天璋院は勝海舟(味方良介)を通じて、新政府軍を率いる西郷隆盛(原田泰造)と面会。交渉の末、江戸城の無血開城が実現する。

 江戸城を新政府軍へ明け渡すことになる運命の日。天璋院は御鈴廊下で自害を図り倒れる瀧山を発見。天璋院は瀧山に息があるのを確認すると、薩摩の上屋敷へ運び込む。
そして瀧山が一命を取り留めると、天璋院は瀧山の治療にあたった蘭方医と対面する。

 瀧山を治療した蘭方医・黒木源一郎役で宮野真守が登場し、福士ふんする天璋院と向かい合い、言葉を交わす様子が映し出されると、ネット上には「マモではないですか!」「やっぱり宮野さんだ!!」「贅沢すぎん?笑」といった反響が続出。また、本作のSeason1で有功を演じた福士とNetflixで配信中のアニメ版『大奥』で有功の声を担当している宮野の共演に「ドラマとアニメの有功が揃った」「ある意味ダブル有功」「このシーンはエモすぎる」などのコメントも相次いでいた。

 疫病により男女の役割が逆転した架空の江戸を舞台にすることで、コロナ禍やジェンダー・ギャップなど今日的テーマを照射した本作。物語が完結すると、放送後には「Season1、2ともにほんと楽しませていただきました」「辛い展開も多かったけれど本当に本当に良かった」「もう既に大奥ロスです」といった投稿も多数寄せられていた。