日本でも人気を呼んだ海外ドラマ『プリズン・ブレイク』のマイケル役でブレイクしたウェントワース・ミラー。端整な顔立ちと知性で女性視聴者の心を掴んでいたが、ゲイであることを公表したことが明らかになった。
【関連】ウェントワース・ミラー主演『プリズン・ブレイク』フォトギャラリー
ウェントワースがカミングアウトしたのは、招待を受けたロシアの映画祭=サンクトペテルブルク国際映画祭へ送った出席辞退の書状の中だった。彼には予てよりゲイの噂があったが、ゲイであることを公表した背景には、去る6月にロシアで同性愛に関する宣伝を規制する法律が施行されたことがあったようだ。
GLADD(中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟)の会員であるウェントンワースは、同団体の公式サイトに映画祭宛に送った書状の内容を公開している。
「このたびはご親切に招待していただきありがとうございます。過去にロシア訪問を満喫し、ロシア系の先祖がいる者として“出席します”とお返事できればどんなに喜ばしかったでしょう。しかし私は同性愛者として、辞退するしかありません」。
「同性愛者の男性や女性に対する最近のロシア政府の態度に、私は深い懸念を抱いています。(同国での)状況は決して受け入れられるものではありません。私のような人々が率直に生き愛するという基本的人権を、制度的に否定される国で開催される祭典には、道義上、参加できません」。
「状況が改善された時には、違う選択をすると思います。ではその時まで」と、ウェントンワースは書状を締めくくっている。
E!Onlineを含む複数のメディアが伝えている。
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ウェントワースがカミングアウトしたのは、招待を受けたロシアの映画祭=サンクトペテルブルク国際映画祭へ送った出席辞退の書状の中だった。彼には予てよりゲイの噂があったが、ゲイであることを公表した背景には、去る6月にロシアで同性愛に関する宣伝を規制する法律が施行されたことがあったようだ。
GLADD(中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟)の会員であるウェントンワースは、同団体の公式サイトに映画祭宛に送った書状の内容を公開している。
「このたびはご親切に招待していただきありがとうございます。過去にロシア訪問を満喫し、ロシア系の先祖がいる者として“出席します”とお返事できればどんなに喜ばしかったでしょう。しかし私は同性愛者として、辞退するしかありません」。
「同性愛者の男性や女性に対する最近のロシア政府の態度に、私は深い懸念を抱いています。(同国での)状況は決して受け入れられるものではありません。私のような人々が率直に生き愛するという基本的人権を、制度的に否定される国で開催される祭典には、道義上、参加できません」。
「状況が改善された時には、違う選択をすると思います。ではその時まで」と、ウェントンワースは書状を締めくくっている。
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