9月9日・10日に初の単独日本武道館ライブを開催するハロー!プロジェクトのアイドルグループ・℃-uteのリーダー矢島舞美が、オフィシャルブログで、夢のステージに立つ直前の心境を語った。

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 「ついにこの日がやって来ました」と念願の武道館ライブ初日を迎えた9日の朝にブログを更新した矢島は、「あの頃の私たちは、今日の日を夢見ていたんだなぁ… 昔の自分に『まもなく叶うよ』って教えてあげたい…」と感慨深くこの日を迎えたことを告白。


 続けて、「℃-uteは元々8人組グループでした。今はいない3人のメンバーも、応援してくれている気がするんです。ステージには5人で立つけれど、3人の気持ちも胸にステージに立ちたいです」と元メンバーへの思いも綴っている。

 ℃-uteは、ハロー!プロジェクト・キッズのメンバーで2005年に結成し、2006年に『まっさらブルージーンズ』でインディーズデビューを果たした当初は、矢島舞美、中島早貴鈴木愛理岡井千聖萩原舞の現メンバーと、クループから離れた村上愛、有原栞菜、梅田えりかの8名で活動。2007年に『桜チラリ』でメジャーデビューし、その年の「第49回日本レコード大賞」最優秀新人賞受賞している。

 しかし、その後、いわゆる“アイドル戦国時代”に突入し、AKB48やももいろクローバーZなどのアイドルグループがブレイクしていく中で、グループとして伸び悩んだことも告白。「この世界に入って夢を叶えるって簡単じゃない事を知りました。… 現実はそう上手くはいかなくて、私たち、このまま夢も叶えられないまま終っちゃうんじゃないかなって思った時もありました」と振り返った。

 そんな苦しい時を思い返し、「そんな時にいつも支えてくれたのが家族や友達、周りのスタッフさん、そして応援して下さる皆さんだったんです。みなさんの熱い気持ちが私を『今諦めちゃダメだ』って気持ちにさせたし『みなさんと一緒に夢を叶えたい』って気持ちにさせてくれました。あの時、夢を諦めていたらこの日を迎える事はなかったんですね…」と感謝している。

 メンバーが5人になってからは、特にライブパフォーマンスに力を入れ、日本武道館ライブ実現を目標に活動。
その結果、アイドルファンの間で℃-uteのライブがアツい!と評判になり、最近のライブツアーのチケットは争奪戦に。そして結成から8年、ようやく夢の日本武道館ライブの開催が決定した。

 矢島は、「今日は1つの大きな夢が叶う日ではあるけれど、℃-uteにとって、また新たなスタートになる日だとも思います」と語り、ブログでは最後に「よーし最高の仲間たちと、最高のライブを最高のみなさんに………いざ出陣っ」と夢のステージに向けて気合を入れている。
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