29日、東京・王子稲荷神社で新ドラマ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』ヒット祈願イベントが開催され、主演の錦戸亮と倉科カナが登場した。

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 同神社は撮影でも使われた場所で、狛狐が並んでいる。
錦戸は狩衣、倉科はスーツ姿で現れ、狐の好物でもある油揚げ2枚をお供え。神妙な面持ちで参拝した。また、同神社境内の奥に鎮座する願掛けの石“御石様”を念じながら持ち上げ、ドラマのヒットを祈願した。
 
 “御石様”は、思ったより軽ければ“成就”、重ければ“努力せよ”という意味が込められた試し石。持った感想について、錦戸は「見た感じの重さだった」と明かし、報道陣からの笑いを誘った。加えて、「ということは、どっちに転ぶかわからないということなんだと思う。後々になって、『そういえば、あの石軽かったな』と思えるようになればいい」と心境を吐露した。倉科は「『ああ、重いっ』って、可愛らしいリアクションを取りたかったが、意外と軽かったです。ドラマがヒットするということなんでしょうね」とにっこりと笑った。

 巨大絵馬には2人がドラマへの意気込みを書いた。“目指せアゲアゲ王子”と綴った錦戸は「見たままです。揚げを2枚お供えしたので、アゲアゲなドラマになれば」と説明。
“ど“コン”性“と記した倉科は「私が演じる路子は根性ある娘なので、狐と掛けて…」と照れ笑いをすると、錦戸は「面白いでしょ」とすかさずフォローした。

 2人の共演の感想については、錦戸が「倉科さんはとても声がよう出てると思う。腹から出てる。見習いたい」と絶賛。倉科は「『きっとすごいおモテになるんだろうな』という印象です。ニコっとしただけで、半端ないキラキラ感が出ていました。演技でも自分にないものは出せないので、そういうカケラをお持ちになっている方なんだろうなと思いました」と打ち明けたが、錦戸は「そんなことはありません」と謙遜した。

 本作は、シリーズ累計40万部を超える人気ノベル“陰陽屋シリーズ”が原作の連続ドラマ。錦戸扮する元ホストの陰陽師・安倍祥明が、下町の商店街の人々相手に巧みな話術で問題を収めていく。真相を究明せず、事実を明らかにしない。ところが、なぜか事件が解決してしまうという新感覚のミステリー作品となっている。

 『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』は、関西テレビ・フジテレビ系にて10月8日22時よりスタート(初回15分拡大)。
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