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石原が現在出演しているドラマは、累計発行部数250万部を超える人気同名コミックスを映像化したもの。松潤扮する主人公・小動爽太が、恋い焦がれる先輩・紗絵子を演じている。ファッションやメーク、髪型、しぐさ、表情から喋り方まで、すべてが男心を鷲掴みにしてしまいそうな雰囲気。モテ女子代表ともいえそうな彼女が、爽太の恋心を知ってか知らずか、思わせぶりな態度をとり続ける。それが天然なのか、はたまた計算なのかわからず、主人公を翻弄するキャラクターなのだ。女性から敬遠させそうなタイプに感じるが、「爽太が諦められないのがわかる可愛さ」「ファッション&メークを真似したい!」など、同性から好意的なコメントがネット上を賑わしている。
「紗絵子は、男ウケを狙ってカワイコぶっている女の子にも見えますが、その裏には、自分なりの信条のような、ひとつ芯の通っているところがあります。可愛らしくあり続けようと外見にも決して手をぬかない姿勢や、夫のある身ながら松本潤さん演じる爽太に素直に甘える姿には、女としての羨ましさもある。そんな部分に憧れを抱く方もいるのではないか」と映像カルチャー誌『ピクトアップ』編集部の音田博美氏は分析。さらには、「ひとりの大人の女性として自立しようともがく紗絵子には、“生身の女らしさ”も感じられる」とも指摘。
そしてやはり物を言うのは石原自身の魅力だ。「石原さんは非常に柔らかいイメージと、凛としている部分、その両方を持っています。その二面性が、今回のような役を演じる際の厚みにもなっている気がします。『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)で見せた不器用ながらも、恋に仕事に懸命に邁進する女性を経て、今回の役どころ。年々大人の女の魅力を放っているように感じます」と音田氏は石原の魅力を語る。アメリカの映画サイト「TC Candler」が毎年行っている恒例調査「世界で最も美しい100人」で、2013年の32位に選出され、日本人としてはトップに輝いた。世界が認めた“美”の持ち主でもあるのだ。
大人の女性としてのかわいらしさや美しさに加え、色気も感じる。ファッションやメークを真似てみたくなる。共感、または、応援したくなるキャラクター。役を介して石原さとみ自身からそんな印象を受けるのではないだろうか。