TBS木曜ドラマ劇場『美しき罠~残花繚乱~』の制作発表会が6日、都内で行われ、出演者の田中麗奈、若村麻由美、青柳翔(劇団EXILE)、村上弘明、プロデューサーの栗原美和子が出席した。

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 3年間の不倫にピリオドを打って、いわくつきの結婚に向かおうとしているOL・西田りか(田中)。
りかと長年不倫をしている大手企業の常務・柏木荘太(村上)。その妻で何不自由ない暮らしを送る主婦・柏木美津子(若村)。荘太の親友の弟で柏木家に幼い頃から出入りし、りかと見合いすることになった青年実業家・落合圭一(青柳)。本作では、この4人の大人のキケンな恋愛劇が複雑に展開していく。

 民放の連続ドラマでは約7年ぶりの主演となる田中は、「気負わずお芝居に集中して、現場のスタッフ・キャストと協力し最終話まで走りたいと、今はそれだけしか考えていません」と意気込みを語り、自身の役について「ごく普通の身近にいるような女性なので、キャラクターとして作り込まず、そのときの状況や人との会話でりかが作り上げられていくところがあると思う。空気感をりかとして敏感に感じるようにしています」と役作りについて明かした。


 青柳は「圭一はグレーな男で、自分の思いを隠しながらも、本音を言うときもあるので、その使い分けが難しいですね」と吐露。「見応えや、やり応えがあるシーンがたくさんあり、みんなで話し合いをすることも多く、念入りにリハーサルをやらせてもらえる環境なので役者としては嬉しいです。このドラマに人生をかけたいと思います」と気を引き締める。

 また、取材陣から“役でキケンなところ”を聞かれた田中は、「(不倫は)自分の密かな幸せだと思っていても、その裏で誰かが傷ついているという罪深さを最初は分かっていないところ」と役を演じての感想を語った。

 ドラマ『美しき罠~残花繚乱~』はTBS系列にて1月8日より毎週木曜21時放送。