若手実力派俳優・川島鈴遥が、12月3日(日)放送スタートのドラマ『仮想儀礼』(NHK BSプレミアム4K)に、伊藤真実役で出演する。

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2019年に公開されたオダギリジョー初の長編映画監督作品『ある船頭の話』でヒロインに抜擢され、第34回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞するなど、その実力が認められている川島鈴遥。


今回、青柳翔大東駿介がW主演を務めるドラマ『仮想儀礼』への出演が決定。レプロエンタテインメントとのマネジメント契約後、初のドラマ出演となり、新境地での活躍に期待が集まる。

川島鈴遥は「NHKプレミアムドラマ『仮想儀礼』に参加させていただくことになりました。素敵なキャストやスタッフの皆様と話し合いながら作品を作り上げていくことの喜びを感じています。わたしにとって宗教は計り知れないものです。役を通して何を感じ、何を受け取り、伝えられるのかを楽しみながら最後まで走り切れたらと思います」とコメントを寄せている。


▼『仮想儀礼』あらすじ

元・エリート公務員の正彦(青柳翔)と元・ゲーム会社社員・誠(大東駿介)は、ある日突然職を失った。やけっぱちで始めたのは、「宗教」という名の「ビジネス」だった。適当につけた教団名「聖泉真法会」のホームページを立ち上げ、正彦は「教祖」となった。

チベットの密教など様々な宗教を継ぎはぎにした教えを基に、身の上相談から始めると、思いのほか人々が訪ねてくる。儀式の作法や本尊の用意など、その場しのぎでなんとか切り抜けていた。

しかし、ある企業の社長がパトロンとなった事から、「聖泉真法会」は飛躍的に成長する。
教団施設の提供、多額の献金……信者の数は気付けば5000人を超えていた。正彦は、当初の目的である「金儲け」に成功する。しかし、素人である自分を心の底から信じる信者達の存在や、教団が大きくなっていくことに戸惑いを感じていた。

そんな中、信者達が独自の解釈で「教義」を発展させ、教団は思いもよらない災難に巻き込まれていく……。

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