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寺山が劇団「天井棧敷」を旗揚げする以前の28歳の時に書いた音楽劇を、蜷川が、オーチャードホールで蘇らせる。
その亀梨は「蜷川さんの作品への参加は何年も前から決まっていたんです。ようやく実際に動き出していよいよという感じですが、独りよがりにならないように臨みたいと思っています。今回、高畑さんと恋人役ということで、映画(『バンクーバーの奇跡』)で高畑さんと兄妹役だった妻夫木(聡)くんが、『俺の妹が!?』っと、やきもちを焼いていました(笑)」と明かした。
以前は亀梨を「イメージで “ちょい悪セクシー” な方だと思っていました」という高畑は、「一緒にお仕事をさせていただいた感想は、とても真面目な方。助け合い精神で、傷のなめ合い精神で頑張ります(笑)」と意気込んだ。
1963年夏。近代建築のアパートが建ちはじめたスラムで、賢治(亀梨)と弓子(高畑)は、一日の夕暮れ時を唯一会える大切な時間として過ごしていた。しかしある事件を目撃してしまった賢治は、真実を明らかにすることに心を捕われていく。
『青い種子は太陽のなかにある』は8月10日から30日まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにて、9月4日から13日まで大阪オリックス劇場にて上演。