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2012年の第1シリーズで同年の民放連続ドラマ1位の平均視聴率をマークし、翌年放送の第2シリーズでは平均視聴率23.0%を記録、橋田賞や向田邦子賞をはじめ錚々たる各賞に輝いた本作。権威や、群れることを嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進む孤高の天才フリーランス外科医・大門未知子の活躍を描く。
そんな未知子が今回派遣されるのは、“内科的治療の最高峰”となって医療界のトップに君臨しようと目論む「クロス医療センター」。外科を徹底軽視し、新薬投与による治療を最優先する同センターの院長・黒須貫太郎に、なぜか有名フィギュアスケーターの高難度オペを依頼される未知子。手術を目前にして、あの未知子の口から「私、失敗したので」と、まさかの発言が飛び出す、という。未知子は外科医生命が危ぶまれる状態の中、自らの信念に従い、患者を救うことができるのか。そして、腹に一物ありげな黒須の真の狙いとは一体…。
米倉は久々の未知子役に「真夏から撮影が始まった前回までと違い、今回は最初から最後まで“真冬の未知子”。それでもいつも通り“素足にミニスカート”なのかな…と、心配だったりもします」と不安要素を挙げるも「今回も皆さんに受け入れていただけるよう、未知子と一緒になって頑張ろう!という気持ちが強いのも事実。というのも第3シリーズ終了以降、プライベートでもたくさんの方が『今年は未知子をやらないの?』と声を掛けてくださって、すごくうれしくて…!」と放送後の周囲の声に喜ぶ。
そして前回を振り返り 「私自身は“本当にこれで終わり”というつもりで臨んでいたんです。でも、今回の台本を読んで『なるほど! 未知子に終わりはないんだな』って実感しました」と感想を明かす。
脚本は生みの親である中園ミホが担当。内田有紀、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、西田敏行らおなじみのキャストが名を連ねる。2016年放送予定。