俳優の岡田将生松坂桃李柳楽優弥の3人が、宮藤官九郎の脚本による4月期の新ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)にて共演することが分かった。演出を、映画『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』で宮藤とタッグを組んだ水田伸生監督が務める。


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 本作は「ゆとり第一世代」と社会に括られる、1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に世の中の理不尽に立ち向かう人間ドラマ。入社7年目のごく一般的なサラリーマン・坂間正和を岡田が、「ゆとり先生」と舐められる小学校教師・山路一豊を松坂が、妻子がありながらも客引きとして繁華街を転々としている11浪中の浪人生・道上まりぶを柳楽が演じる。

 岡田は「水田監督と宮藤さんのタッグで、まさか自分に声を掛けていただけるとは、こんなに嬉しいことはありません。そして今回同世代の松坂桃李さん、柳楽優弥さんと一緒に一つの作品を作れるという嬉しさ。考えるだけで興奮してきます」と喜びを語る。

 台本がとにかく面白いと絶賛する松坂は「その面白さを芝居できちんと表現できるかが何より怖いです」と不安を吐露するも、「同世代の岡田くん、柳楽くんと共に、幅広い世代の方に愛されるような作品を目指していきたい」と意気込んだ。

 「10代の頃、宮藤官九郎さんの作品から受けた衝撃はとても大きい」と明かす柳楽は「僕自身も、あのクドカンワールドに入れる事が楽しみで仕方ありません。同世代のゆとりメンバーで、一括りにされてきたゆとり達の逆襲が始ま…ると思います」と濁しつつ、作品をアピールした。
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