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もともとスカウトで芸能界入りをしたという芳根。この日、デビュー当時からの担当マネージャーが、芳根がデビュー当時はまったくやる気を見せず、業を煮やして一年くらいたったころ「辞めたら!」と告げられ、芳根が号泣して大喧嘩に発展するというハプニングエピソードを述懐。
その話に芳根は「今お前が辞めても、事務所には損も得もないって言われたんです。『だったら辞めたら困るくらいに大きくなって辞めてやる!』って思って」と奮起したときの様子を語りながら「スイッチの入れ方がすごく上手だなと思いました。希望をちょっとでも感じてもらえていたんだなと思うし、事務所にもマネージャーさんにも恩返しをしたいなと」と現在の心境を明かす。
大喧嘩をした後、連続テレビ小説『花子とアン』のオーディションに合格、仲間由紀恵演じる蓮子の娘、富士子を演じる機会に。それまでずっとドラマを見ていたという芳根は「喧嘩の後ということもあったけど、急きょ受けたオーディションということで責任感もあって、初めて真正面から役に向き合ったと思います」と自身の本格的な芸能活動スタートを振り返った。
また、『べっぴんさん』で芳根演じるすみれの夫・紀夫役の永山からメッセージ映像も到着。永山は「もう終わっちゃったんだと思ったし、芳根ロスだな」と撮影終了の寂しさを語る一方で、重要なシーンでは積極的にフォローしてもらっていたことを、ある意味悔しがるとともに、芳根を尊敬していたことを語った。
さらに芳根が「スーパーポジティブな人柄」と語る自身の母親は、当初のやる気のなさを見透かして芳根が芸能界入りを考えていることを聞いた際にも「やってみれば」と後押ししてくれたという。そして撮影終了時には「本当にお疲れさま、って言ってくれて。