【写真】岡田准一、松山ケンイチ、沢尻エリカ…『白い巨塔』の感動がよみがえる
医療裁判の一審で勝訴した財前は、控訴審を控えているにも関わらず、世界外科連盟の理事に立候補することを決意。
財前は、おぼつかない足取りで関西がんセンターへ足を運び、袂(たもと)を分かった里見に「俺を診察してくれ。浪速大は信用できない」と頼む。里見は財前を検査し、ステージ4の膵臓ガンであることを伝える。診断結果を見ながら治療方針について議論する2人。早期の手術をゆずらない財前に対して里見が「誰に切ってもらうんだ?」と質問すると、財前が「お前なら誰に切ってもらう?」と質問で返す。これに里見が「僕だったらお前に切ってもらう」と応えると、笑顔と涙がこみ上げてきた財前は「自分で自分を切るわけにはいかないな…」とつぶやく。このシーンにネット上には「やばい、これはいいシーン」「信頼しあってるし、尊敬しあってるのが伝わった」「2人とも涙目になりながら話しているの泣いちゃう」などの声が寄せられた。
野心家で傲慢(ごうまん)だった財前が衰弱していくさまを体現した岡田の演技に、SNS上には「泣けるなぁ。