【写真】主演の「神木隆之介」フォトギャラリー
本作は、発行部数60万部を超える作家・池井戸潤の小説『鉄の骨』が原作。
中堅建設会社入社4年目の若手社員・富島平太は、ある日突然、畑違いの業務部へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当し、「談合部」とやゆされる部署だった。くたびれた顔の部長や、粗野で男くさい先輩、泰然自若とした女先輩、切れ者で腹の底が見えない常務らと共に、2000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深めていく中で、欲望やしがらみを目の当たりにする。談合は“必要悪”なのか。平太は「理想」と「現実」の間でもがきながらも会社の命運を握る仕事にやりがいを見いだしていく。一方、入札は大胆な技術革新に成功した平太たちがリードするが、そこに老練なライバル社の幹部たちが立ちはだかる。さらに大物政治家の官製談合を追う検察特捜部も動き出し、平太にも捜査の手が伸びる。
主人公の富島平太を演じる神木は、池井戸原作ドラマへの出演は初めて。「『鉄の骨』は、とても人気のある作品で、ファンの方もたくさんいらっしゃると思うので、プレッシャーを感じていますが、それと同時に、どんなドラマになるのか今からとても楽しみです!」と意気込んでいる。
また脚本を読んだ印象を、「会社組織の中で働いた経験のない僕からしたら、色々なしがらみや圧力、それぞれの正義があったりと、社会で働いている方々は本当に大変なんだな…と思いました」と語っている。
原作者の池井戸は「今からちょうど10年前に『空飛ぶタイヤ』が“連続ドラマW”で僕の初の映像化作品となりました。
『連続ドラマW 鉄の骨』はWOWOWプライムにて2020年4月より放送。