【写真】主演の「神木隆之介」フォトギャラリー
本作は、作家・池井戸潤の小説『鉄の骨』が原作。
中堅建設会社入社4年目の富島平太は、ある日、畑違いの業務部へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当し、「談合部」とやゆされる部署だった。平太は「理想」と「現実」の間でもがきながらも、会社の命運を握る仕事にやりがいを見いだしていく。一方、入札は平太たちがリードするが、そこに老練なライバル社の幹部たちが立ちはだかる。
内野が演じるのは、平太の上司で池松組の常務取締役・尾形総司役。「なかなか硬派の渋い作品ですが、談合にかかわる男たちの生き様をリアリティーを強く掘り下げて演じていけたらと思っています」とコメントしている。
獅童は、業務部次長・西田吾郎役。池井戸作品への出演は初めてで、「今までに会社員の役はあまり演じたことがないのですが、新鮮な建設業界を舞台に、新しい役柄と出会えたことが嬉しいです」と話す。
小雪は、業務部の紅一点・柴田理彩役。小雪も池井戸作品は初めてで、「建設会社の談合問題を取り巻く人間模様、談合は必要悪なのかなど、これまで深く向き合ったことのない問題にこの作品を通して考えさせられました」としている。
土屋は、平太の彼女で白水銀行に勤める野村萌役。
向井は、萌の上司で融資課・課長代理の園田俊一役。池井戸作品への出演は『アキラとあきら』以来で、制作陣も同じとあって、「またこの組に参加できて光栄です。池井戸さんの作品は元々骨格がしっかりしているだけでなく人間関係や登場人物の描写がとてもリアル。台本を読む時にすでに面白く、出来上がった作品がとても期待できるものです」と語る。
柴田は、談合を裏で取り仕切るフィクサー・三橋萬造役を演じる。役どころについて「それぞれの利益がからみあうなか、やさしさと冷酷さを合わせもつ魅力的な人物です。興奮をおさえながら静かに演じられたらと思っています」と話す。
石丸は、官製談合を追う東京地検特捜部・副部長の内藤肇役。「これまで、様々な業種の様々な役職を演じて参りましたが、幸いにも身近にその業界のビジネスマンがいて、事前に話を聞くことができました。が、さすがに今回は、周りに東京地検特捜部の人間はいない! さて、どうしたものかと思う日々です」とのコメントを寄せている。
『連続ドラマW 鉄の骨』はWOWOWプライムにて2020年4月より毎週土曜22時放送。