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作家・柚月裕子の小説『パレートの誤算』(祥伝社文庫)をドラマ化する本作は、生活保護をテーマに、現代日本をむしばむ病巣を描き出す作品。橋本は市役所で新人嘱託職員として働く主人公・牧野聡美を、増田貴久が聡美の同僚・小野寺淳一を演じる。
不本意ながら嘱託という形で市役所の福祉課に勤務する牧野聡美(橋本)は、ある日突然、生活保護受給者と直接向き合うケースワーカーの仕事を命じられる。不安を抱く聡美はベテランの山川から「やりがいのある仕事だ」と励まされ、同僚の小野寺(増田)と共に、迷いを抱えながら多くの利用者たちと向き合っていく。ところが後日、その山川が、あるアパートの火災のあと他殺体で発見される。あれほど受給者から慕われていた山川がなぜ? 周囲で、山川が何らかの不正に関わっていたのではないかという疑念が膨らんでいく中、聡美と小野寺は、町を覆う不正の影と生活保護をめぐるさまざまな人々の人生模様に巻き込まれていき…。
那須が演じるのは、聡美の兄・亮輔の高校時代の同級生で、かつては野球部の人気者だったが、今はヤクザの下っ端になってしまった金田良太役。良太は焼死体が発見されたアパートの住人だったが、火事のあと行方がわからなくなるという事件の鍵を握る重要な役どころ。那須はドラマ初出演となる本作で、10代の好青年と悪の道に陥ってしまった20代の若者を演じ分けることになる。
那須は「今回ドラマに初めて出演できるということ、心から嬉しく思っています。撮影が楽しみなのは勿論ですが、少し緊張もしています」と心境を吐露し、「ドラマの雰囲気、現場にすぐ慣れて、この作品を共演者の皆さんと一緒に作っていけたら嬉しいです」と抱負をコメント。作品については「生活保護の実態を主題とした社会派ドラマですが、重くなりすぎず、見終わった後になんだか温かくなるような作品なので沢山の方に見て頂きたいです!」とアピールしている。
『連続ドラマW パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件』は、WOWOWプライムにて3月7日より毎週土曜22時放送(全5話)。