長谷川博己主演のNHK大河ドラマ麒麟がくる』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の第12回「十兵衛の嫁」が5日に放送され、信長を奮起させるために帰蝶が機転の利いた大胆な行動に出ると、ネット上には「頼もしすぎる」「さすがマムシの娘」「したたか…!」といった声が相次いだ。

【写真】川口春奈演じる帰蝶

 織田と今川は和議を結ぶが、三河の拠点を制圧され、もはや今川の勢力は尾張の目前まで迫っていた。
自分の命が短いことを悟った信秀(高橋克典)は、信長(染谷将太)らに織田家の今後について話すことに。そこで信秀は、重要拠点の末盛城を、信長の弟・信勝(木村了)に委ねると告げる。信長は信秀の話に失望と悔しさで怒り狂う。

 信長の怒りを目の当たりにした帰蝶は単身、病床の信秀を訪ねる。そして帰蝶は恐縮しながらも「父上様の胸のうちをお聞かせ願いたいのです。この織田家を継ぐのはどちらのお子がふさわしいとお思いでしょうか?」と大胆に質問する。信秀が声を振り絞るように話し始めると、帰蝶は耳をそば立てる。帰蝶の耳元で信秀が話をしたあと「帰蝶…信長をよろしく頼むぞ…」と言い残す。

 失意の信長のために、病床の信秀を訪ねるという帰蝶の大胆な行動に、ネット上には「帰蝶様、頼もしすぎる」「帰蝶さすがマムシの娘だし魔王の嫁にふさわしい」などのコメントが集まった。

 信長の元に戻った帰蝶は「父上様はこう仰せられました」と切り出すと、信秀が信長のことを“自分の若い頃に瓜二つでかわいい”と評していたと説明。そして「最後にこう仰せられました」と言うと「“尾張を任せる。強くなれ”と」と信秀の言葉を伝える。
これを聞いた信長は失意から一転、表情に精気が宿ってくる。

 帰蝶の言葉にネット上には「帰蝶…したたか…!」「何といわれたかは帰蝶のみぞ知る」といった投稿が多数寄せられ、さらに帰蝶と信長のやりとりに「いい夫婦だぁ~」「この夫婦かわいい怖い」などの反響も上がっていた。
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