【写真】「林遣都」フォトギャラリー
本作は、どこにでもいそうな若者3人のアフターコロナ、ウィズコロナの今を切り取ったリアルな物語。
林が今回演じるのは、商事会社勤務・望月勇人、会計士・望月泰斗、茨城在住の農園経営・望月三雄という29歳の一卵性三つ子。林が1人3役を演じるのは初めてとなる。
望月勇人、商事会社勤務、29歳。子供の頃から明るくお調子者で、すべてノリで生きてきた。今の会社も亡き父のコネで入ったのだが、入社してはや7年。さすがに仕事はノリやコネだけでは乗り切れず、すっかり落ちこぼれのサラリーマン。自他ともに認めるポンコツ。会社を辞めたいとすら思っていたところに今回の緊急事態宣言。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変したこの3ヵ月で勇人はいったいどうなったか…。
プロデュース・演出を担当する中江功(フジテレビ第一制作室)は、本作の企画意図を「今回の予期せぬ状況下においても知恵と工夫を凝らし、さまざまなリモートによるドラマ作品が生み出されてきました。それらに取り組まれた方々の志、思いに感銘を受けたのが始まりです。“今だから”というよりは、“これから”を念頭に、『緊急事態宣言』解除後の“新しい生活様式”、“ソーシャルディスタンス”を守った上で、どうすれば脚本に描かれた世界を撮影できるかを考えました」と説明。
そのやり方については「ジェームズ・キャメロンのようにウィルス対策が功を奏したニュージーランドで撮影するか、トム・クルーズのようにISS(国際宇宙ステーション)で撮影するか、林遣都さんに3役やっていただくか、の3択で林遣都さん3役を選びました」とした上、林のキャスティングについて「彼以外に考えられないので、断られたらこの企画はなかったことにしようと思っていました」と話す。
ドラマ『世界は3で出来ている』はフジテレビ系にて6月11日23時放送。