俳優の綾野剛が主演を務め、女優の北川景子と共演する映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』より、支え合う名バディぶりを写し出す新場面写真が解禁された。

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 130人もの患者を安楽死させた実在の医師をモデルに描いたという作家・中山七里のクライム・サスペンス小説『ドクター・デスの遺産』を実写化した本作は、安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事の、息もつかせぬ攻防戦をスリリングに描き出す。

綾野が主人公の警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人、北川が犬養のバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香、岡田健史が新米刑事・沢田を演じる。監督は、映画『神様のカルテ』『そらのレストラン』の深川栄洋。

 破天荒で直感型の犬養と、冷静で分析型の高千穂。本作では全く性格の違う2人が警視庁捜査一課No.1コンビとして、時に衝突しながらも事件解決へ突き進んでいく理想的な先輩後輩の姿を披露している。

 犬養を演じた綾野は「高千穂といるときはまんまでよかったので、敢えて繊細さのある芝居はしていなかった」と語り、高千穂を演じる北川も「隣を見ると熱くなりすぎている犬養さんがいるので、自分は冷静でいなくてはと思っていました」と、演じる上でも犬養と綾野を見守りながらアプローチをしていたことを明かしている。

 解禁された場面写真は、一日の捜査の終わりにいつも行く居酒屋でのシーン。
焼き鳥を頬張る犬養と、髪をかきあげほろ酔いの高千穂が写し出されている。劇中でこの居酒屋は2人が本音や愚痴を語る場として描かれる。北川は居酒屋でのシーンについて「先輩後輩関係ない雰囲気を出したくて、この二人はこんな感じで長年相棒としてやってきたんだなという、二人の歴史が伝わったらいいなと思いました」と語っている。

 映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』は11月13日より全国公開。