2021年2月に開催される映画の作り手にスポットを当てた映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル2021」(東京)にて、宮崎駿監督による不朽の名作『となりのトトロ』が9日間上映されることが発表された。

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 『となりのトトロ』(1988)は、宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けたスタジオジブリ製作のファンタジーアニメーション。

大学で考古学を研究する学者のお父さん、娘の小学6年生のサツキと4歳のメイの3人は、田舎にあるお化け屋敷のような一軒家に引っ越してくる。そこでサツキとメイは森で“トトロ”という不思議な生き物に出会い、さまざまな冒険を繰り広げていく。トトロのほか、“ネコバス”や“まっくろくろすけ”などジブリを象徴するキャラクターが登場し、今もなお、日本のみならず世界中でも愛され続けている不朽の名作だ。

 今回の映画祭で同作は、スタジオジブリが制作当時の35ミリフィルム初号試写に限りなく近づけて作成したDCP(デジタルシネマパッケージ)で上映される。会場となるシアタス調布の幅約20メートルの最大スクリーン・シアター10(526席)で、迫力満点の映像と音響で鑑賞できる貴重な機会となる。

 また同映画祭では、過去にも宮崎駿監督作品を上映。2019年開催の第1回で『風の谷のナウシカ』(1984)、2020年開催の第2回で『天空の城ラピュタ』(1986)を上映し好評を博した。

 「映画のまち調布 シネマフェスティバル2021」は2021年2月5日から28日まで開催。『となりのトトロ』は2月20日から28日までイオンシネマ シアタス調布 スクリーン10ほかにて上映。

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