モーニング娘。

’21が、24日放送の音楽番組『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系/毎週金曜23時放送)に出演。12月13日に東京・日本武道館で行った2年ぶりとなるグループ単独ライブで卒業をした佐藤優樹が、モーニング娘。として最後のテレビパフォーマンスを披露した。

【写真】『MUSIC BLOOD』出演 モーニング娘。’21 パフォーマンスカット&トークシーン

 結成24年、女性アイドルグループとして史上歴代1位となる活動年数をはじめ、数々の最多記録をもつモーニング娘。’21。
現在のメンバーは譜久村聖生田衣梨奈石田亜佑美、佐藤優樹(12月13日で卒業)、小田さくら野中美希牧野真莉愛羽賀朱音加賀楓横山玲奈森戸知沙希、北川莉央、岡村ほまれ、山崎愛生。

 モーニング娘。ならではの魅力について聞くと、小田は「モーニング娘。は、歌やお芝居など何でもやらせていただけるなか、アイドル活動こそが本業なので、そこはしっかりとやっていかなきゃと思っています」とストイックな回答。牧野も「他のアイドルにはない歴史が魅力だと思います。先輩方が作ってくれたからこそ今があるので、グループの名前を汚さないように頑張りたい」と殊勝な答え。
横山はグループの強みについて「カッコよさが強みだと思います。つんく♂さんによる楽曲と私たちの歌とダンスは、どのグループにも負けません」と力を込めた。

 続いて、誰に憧れてグループに入ったかという話題に。最も票を集めたのは高橋愛。小田は、「高橋さんが”モーニング娘。=キレキレパフォーマンス”というイメージを作ってくれたのだと思います」と語ると、北川も「ライヴでのパフォーマンスが本当にかっこいい。
男っぽさにグッときます」と続く。また高橋さんのカッコよさは私生活にも及ぶと、譜久村も「すごく優しくて、人の気持ちに寄り添ってくれます」とリスペクト。生田も「私は歌が上手な方ではないのですが、そんな私に『今日の私の歌どうだった?』って聞いてくれて。しかも卒業してからも必ずコンサートに足を運んでくれるんです」と説明した。

 2番目に票を多く獲得したのが道重さゆみ。石田が「バラエティ番組で毒舌とかしていたけど、それは全てモーニング娘。
というグループを世間の方に知ってもらうためだったって。それほど”モー娘。愛”が強い方なんです」と明かすと、牧野も「私にとっては永遠の憧れです。2014年の卒業ライヴでの道重さんがすごくかっこいいんです」と力説。

 3番目は鞘師里保がランクイン。森戸が「それまでのアイドルはキラキラかわいいという感じだったけど、鞘師さんは踊りもすごく上手でした。
鞘師さんを見てオーディションを受けることを決めました」と言えば、加賀も「アイドルなのに歌もダンスも上手でアーティストみたい」と称えると、野中も「2014年の秋のコンサートツアーでのパフォーマンスがすごいんです。当時16歳とは思えません!」と大絶賛。

 「私は、佐藤優樹さんに憧れてオーディションを受けました」と言ったのは、年少メンバーの岡村。これに対し佐藤は「ドキドキしちゃいますね(笑)。褒められすぎて天狗にならないように気をつけます」と喜んだ。

 さらに、もう一人の年少メンバーである山崎は小田の名前を挙げ、「とにかく表現力がすごいんです。
今日もキラキラしています」とファンのようなコメント。これに小田は「自分も後輩から憧れられる存在になったんだなと実感します」としみじみ。

 続いてのテーマは、モーニング娘。であるがゆえに、越えなければならない壁について。「ファンの皆さんが抱いているイメージを壊したくないので、常にカッコよくありたいんです」と北川が語れば、「パフォーマンスはかなりハードで大変ですが、ジムに通ったりするなどトレーニングをしています。あとは気合い(笑)」と小田もストイックな発言。さらに生田も「モーニング娘。に入る時に『オーディションに落選した9000人の気持ちを背負っているんだから頑張って』って言われました。その気持ちは忘れずにやっています」と語ると、羽賀は「家での自主練は、どのアイドルよりも多いと思います」とアピールした。

 モー娘。最後のテレビ番組出演となる佐藤が、「サイン、コサイン、メンタイコ! 『Teenage Solution』!」と曲振りをして、新曲「Teenage Solution」をパフォーマンス。さらに「恋愛レボリューション21(updated)」と「What is LOVE?」のスペシャルダンスメドレーを緑、赤、白をベースにしたクリスマスカラーのセットで披露した。

※山崎愛生の崎はたつさきが正式表記。