ベッキーが「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不倫騒動で失脚したことで、大損害を被ったのが所属事務所の「サンミュージックプロダクション」だ。

 一説には、CMなどの違約金は8億円超。

経営は逼迫し、一部では倒産危機が報じられている。

 こうした事務所の危機に立ち上がったのが、所属タレントたちだ。スポーツ紙の芸能担当記者は「サンミュージックの相澤正久社長は“芸能界の良心”といわれるほど、人がいい。タレントも、父親のように慕っている。かつて看板タレントだった酒井法子が逮捕された時は、ベッキーを筆頭に馬車馬のように働いて、事務所の苦境を救った。今回も同じ現象が起きている」と明かす。


 ベッキーがいなくなったことで、自動的に稼ぎ頭となってしまったカンニング竹山は「ベッキーと比べるな!」とキレ芸を披露しているが「来たオファーはなんでも受けている。年長者ということで、後輩タレントを鼓舞する役割も果たしている。ベッキーとも、直接連絡を取り合っているそうだ」(テレビ関係者)という。

 小島よしおも、奮起している1人。先月30日に出演した芸能イベントでは「ベッキーのママとやりとりしてます。うちのライブ来てくれたりしてるので、LINEしてます」と告白。
竹山が別のイベントでベッキー休業の損失を「カンニング竹山とメイプル超合金で頑張っていきます」と触れたことに、「僕も微力ながら、力になれるように頑張ります!」と話していた。

「実は、本当の稼ぎ頭はブッチギリで小島さん。海パン一丁のキャラクターは子どもたちに大人気で、必殺の『そんなの関係ねぇ!』を繰り出せば、みんな大喜び。彼には、全国から営業のオファーが殺到していて、ギャラは1本200万円以上にまで高騰しています。1日に3カ所を回ることもあるといいますから、とんでもない金額になります」(前出のテレビ関係者)

 殺人的なハードスケジュールながらも、小島は黙々と仕事をこなしているという。

 ワイドショー関係者は「ほかの芸能プロでは、こうはいきません。
とっくにタレントや社員は逃げ出しているでしょう(笑)。最初はベッキーショックでどうなるかなぁと思いましたが、なんとか乗り切れそうな感じです」と話す。

 肝心のベッキーも、今夏をメドに復帰計画が進行中。“孝行娘”の帰還とともに、涙の大団円となりそうだ。