歌手の浜崎あゆみが、東京・南青山の“要塞ビル”を手放したと話題だ。

 同物件は、浜崎が大ヒットを連発していた2005年に購入した、築25年の地下1階・地上5階の自宅兼事務所。

以前から、ある会員制不動産売買サイトに「超大物女性歌手の自宅売却 土地建物で25億」などと掲載されている建物の写真が、「どう見てもあゆの自宅だ」と話題になっていた。

 なお、同ビルの外観は、鉄格子でほとんど窓が見えず、いかにも“要塞”といった印象。その内部は、浜崎が14年に発売した書籍『ayu LIFE STYLE BOOK』(講談社)で、惜しみなく披露。地下に広がる仕事部屋は、壁と天井が赤一色。バーカウンターのすべてのイスに、浜崎を表す「A」マークがあしらわれ、壁には浜崎の顔面が大写しになったCDジャケットがびっしり。シャンデリアと巨大ミラーボールがぶら下がり、なんとも毒々しい雰囲気であった。


「8日発売の『週刊ポスト』(小学館)は、この件についてエイベックス広報のコメントを掲載。浜崎が自宅を売りに出していたことを認め、すでに買い手がついていることも明かしている。これにファンは、浜崎があんなに気に入っていたこの自宅を、なぜこのタイミングで手放したのかとザワついている。ただ、この建物は、住んでいるだけでランニングコストは相当のもの。浜崎も収入が激減していますから、その辺を見直したのでは?」(芸能記者)

 浜崎といえば、14年にも神奈川県・逗子に所有していた別荘を売りに出し、騒ぎに。完成から約2年半しか経っていなかったこの別荘は、海外の不動産サイトに3億4,880万円で紹介されていた。


「所有物件を次々と売りに出している浜崎ですが、最近はライブ活動が中心。かなり大掛かりなセットを組んで全国を回っているほか、“あゆ一座”と呼ばれる大勢のダンサーに高額なギャラを支払っており、大した儲けになっていないとか。また、オフのたびにダンサーを引き連れて海外高級リゾートを訪れており、出ていく金は計り知れない。ここ数年、広告契約も数える程度しかなく、来年迎える40歳を手前に焦っているのでは?」(同)

 最近は、メディア露出のたびに歌声や容姿の劣化ばかりが話題となってしまう浜崎。ファン離れが如実なだけに、自宅の売却との関連性が気になるところだ。