ジャニーズ事務所所属の滝沢秀明今井翼が9月13日、連名で「『タッキー&翼』アーティスト活動に関するお知らせ」を発表。滝沢の“年内いっぱいで芸能活動引退”と今井の“事務所退所”を伝えるもので、ファンに動揺が走っている。



 滝沢は「タッキー&翼」の解散を伝えるとともに、引退理由について「ずっと自分を育ててくれたジャニー社長のタレントを育成、プロデュースしていくという意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や舞台、コンサート等のエンターテイメントをプロデュースする仕事に専念する」と報告。今井は「病気療養中の身」と前置きして、「仕事という背負いも無くした状態で病気を克服し、心身共に健康な状態になることに専念したい」と退所理由を綴った。

 ジャニーズJr.時代から絶大な支持を受けている2人だけに、ネット上には「タッキーがもう表舞台に立たなくなるなんて信じられない」「翼くんはまた戻ってきてくれるんだよね?」「とにかくビックリで残念だけど、2人が決めた道なら応援する」「ジャニーズ事務所、激動って感じ。これからどうなるんだろう」といった声が。

ジャニー喜多川社長の影響力がどこまで残るのか不透明ですが、気になるのは滝沢が舵を取るジャニーズ事務所の今後。これまで後継者候補とされていた近藤真彦東山紀之といった“大先輩”とどのように折り合いをつけるのか注目されそうです。
また一部報道では既に滝沢がジャニーズタレントの売り込みを始めているともあり、活躍中のジャニタレだけでなくJr.世代にも影響が及ぶのは間違いないでしょう」(芸能ライター)

 ジャニーズの中では、二宮和也が上層部への“ゴマすり”で有名。昨年4月には『BAY STORM』(BayFM)の中で、二宮が滝沢をべた褒めする場面もあった。ただ滝沢は後輩の面倒見が良いことで知られ、特定のタレントを贔屓にすることはなさそうだ。

「滝沢に育て上げられたジャニタレは多く、例えば山下智久は『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した際に“山P”の名づけ親は滝沢と告白。山下が売れる前から各所で“山P”と名前を挙げていたそうで、『滝沢君に売り出してもらった』と感謝していました。またJr.時代の亀梨和也が舞台で滝沢の代役を務めることが決まった際、滝沢は自宅マンションに亀梨を住まわせてノウハウを教え込んだとされています」(同)

 滝沢がトップに立つことで、ジャニーズ事務所はどのように変化していくのか。
大きな変革期を迎えることになりそうだ。