V6の三宅健に熱愛報道が出ている。「FRIDAY」(講談社)が報じたもので、年下の美人ハーフモデルと半同棲生活を送っているようだ。
仮に三宅が結婚となれば、V6はメンバー6人中5人が既婚者となる。もはや有名無実化しているとはいえ、ジャニーズのアイドルグループに存在としたといわれる「1グループ内に既婚者は一人まで」ルールは完全に崩壊する形だ。
ジャニーズ事務所は、先ごろタッキー&翼の解散に伴う今井翼の事務所退所と、滝沢秀明の芸能界引退、裏方への転身が報じられたばかりである。ここへきての三宅の熱愛報道は、事務所の滝沢シフトの現れといえるかもしれない。
「三宅は滝沢と並んで、ジャニース事務所の将来を担う人材として期待されていたといえます。背がそれほど高くなく中性的な魅力を持つルックスは、ジャニー喜多川社長の好みに合致していました。三宅は滝沢とともにユニット『KEN☆Tackey』を結成し話題となっていましたが、このプロジェクトも立ち消えとなってしまいそうですね」(芸能ライター)
そこで気になるのはV6の今後であろう。三宅以外のメンバー独身者は71年生まれ47歳の“リーダー”坂本昌行のみ。ほかのメンバーは井ノ原快彦は瀬戸朝香、長野博は白石美帆、森田剛は宮沢りえ、岡田准一は宮崎あおいと、いずれも芸能人と結婚。三宅の相手のハーフモデルもCM出演などを果たしており芸能人に数えられる。
「V6はもともと1995年の『バレーボールワールドカップ』の応援団として結成されました。メンバー間の年齢差も大きく、急ごしらえのグループだったといえます。さらにジャニーズ事務所は2020年の東京オリンピック、パラリンピックへ向けて40人規模のグループ『2020』(通称トニトニ)の構想もあります。同じスポーツ関係のグループとしてキャラがかぶってしまうため、その前にV6解散といったシナリオも想定されますね」(同)
もちろんその先には滝沢秀明主導による、新世代のジャニーズ事務所の姿が描かれているのだろう。今後の展開に注目したい。
(文=平田宏利)