V6の三宅健に熱愛報道が出ている。「FRIDAY」(講談社)が報じたもので、年下の美人ハーフモデルと半同棲生活を送っているようだ。

三宅は1979年生まれの39歳。来年40歳を迎えるだけに結婚も近いかとささやかれている。

 仮に三宅が結婚となれば、V6はメンバー6人中5人が既婚者となる。もはや有名無実化しているとはいえ、ジャニーズのアイドルグループに存在としたといわれる「1グループ内に既婚者は一人まで」ルールは完全に崩壊する形だ。

 ジャニーズ事務所は、先ごろタッキー&翼の解散に伴う今井翼の事務所退所と、滝沢秀明の芸能界引退、裏方への転身が報じられたばかりである。ここへきての三宅の熱愛報道は、事務所の滝沢シフトの現れといえるかもしれない。


「三宅は滝沢と並んで、ジャニース事務所の将来を担う人材として期待されていたといえます。背がそれほど高くなく中性的な魅力を持つルックスは、ジャニー喜多川社長の好みに合致していました。三宅は滝沢とともにユニット『KEN☆Tackey』を結成し話題となっていましたが、このプロジェクトも立ち消えとなってしまいそうですね」(芸能ライター)

 そこで気になるのはV6の今後であろう。三宅以外のメンバー独身者は71年生まれ47歳の“リーダー坂本昌行のみ。ほかのメンバーは井ノ原快彦瀬戸朝香長野博白石美帆森田剛宮沢りえ岡田准一宮崎あおいと、いずれも芸能人と結婚。三宅の相手のハーフモデルもCM出演などを果たしており芸能人に数えられる。
メンバーのほとんどが芸能人と結婚しているアイドルグループは、さすがに無理があるのではないか。

「V6はもともと1995年の『バレーボールワールドカップ』の応援団として結成されました。メンバー間の年齢差も大きく、急ごしらえのグループだったといえます。さらにジャニーズ事務所は2020年の東京オリンピック、パラリンピックへ向けて40人規模のグループ『2020』(通称トニトニ)の構想もあります。同じスポーツ関係のグループとしてキャラがかぶってしまうため、その前にV6解散といったシナリオも想定されますね」(同)

 もちろんその先には滝沢秀明主導による、新世代のジャニーズ事務所の姿が描かれているのだろう。今後の展開に注目したい。

(文=平田宏利)