高視聴率で話題となったNHK連続テレビ小説『半分、青い。

』や『義母と娘のブルース』(TBS系)、初登場2位と好発進を見せている現在公開中の映画『億男』など、立て続けにヒット作に出演し、世間にその魅力を知らしめている俳優・佐藤健。

 そんな佐藤が10月21日放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)で発言した一言が波紋を呼んでいるという。この回は、『億男』に出演した佐藤、高橋一生、映画プロデューサーで原作を手がけた川村元気が出演。気心が知れた2人を前に、佐藤は俳優業について「飽きているわけでもないし、まだ道半ばなのは重々承知ですが」と前置きした上で「ちょっと限界を感じてきているかもしれないです。オファーをいただいて、面白そうだなと思うものに乗っかって。そこに人生を捧げてやること、そのローテーションに限界を感じてきたのは正直あります」と告白したのだ。さらにその後、「プロデュースワークもしつつ何かに入るとか、まったく全然違うことを始めてみるとか」「そうしないと、ちょっとそろそろ先に進めないな、みたいなことはあります」と話すなど、俳優業に行き詰まりを感じていることを赤裸々に明かした。

 佐藤の告白について、芸能関係者はこう話す。

「佐藤さんといえば高校生の頃に大手事務所にスカウトされ、すぐにデビュー。その後は事務所のプッシュと本人の実力も相まって、若いうちから数々のヒット作に恵まれてきました。彼が通っていた越谷北高校は県内有数の進学校で、社会学者・古市憲寿もそこの出身。つまり、頭もかなりいいので、番組で語っていた『まったく全然違うことを始めてみる』というのは、大学に行きたいのではないか、といわれています」

 また佐藤と同じく、日本での芸能活動の行き詰まりを吐露したのが俳優・福士蒼汰だ。


 福士は10月19日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)で、21歳の時に初めて1人旅をしたというアメリカのニューヨークを再訪。現地の友人たちとホームパーティをする中で、「ニューヨークで働きたいから、もっと英語を勉強しなくちゃ」という発言が飛び出したのだ。

 福士はスタジオでも、自分の俳優人生に関して「現実も見られる年になってきてるから、不安というか、どうなっていくんだろうって」と本音を吐露。さらに、「こっち(ニューヨーク)での生活をイメージしていますし、こうなったらいいな、ああなったらいいなっていう子どもみたいな夢はすごくある」と熱く語っていたのだった。

「福士さんは最近出演した映画が軒並み大コケ。映画業界では“映画界の死神”と言われている、なんてニュースも出ました。残念ながら、若手俳優の中で演技が今ひとつなのは確かですし、本人もそういったことを分かっていて、演技と語学力を磨くために留学したいのでしょう。アイドル的なイメージがあったため、今年1月に年上のインスタグラマーとの熱愛が発覚した後は人気がガクッと下がり、それも映画の集客に影響したといわれています」(テレビ局関係者)

 売れていようが大コケしようが、共に行き詰まりを感じているイケメン若手俳優。俳優で一生食っていくのも、なかなか大変なようである。

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