ネットへの写真解禁や、YouTubeへの進出など、新時代到来に合わせるかのようにさまざまな試行錯誤を重ねているジャニーズ事務所。

 そんなジャニーズ事務所のタレントが出演する最近のイベントで、これまでならあり得なかった裏かぶりが連発する事態が起こっていたという。



「ジャニタレ出演のイベントといえば、これまで紅白歌合戦など相当なもの以外同日開催ということはなく、裏かぶりに至ってはほぼ起こっていなかったんです。その裏かぶりの“予兆”は今年3月26日にあり、午前10時30分から新クリアアサヒ新CM発表会に櫻井翔が、同日午後3時からSexy Zone中島健人が『Disney イッツ・ア・クイズワールド』配信開始記念イベントに登場しており、現場では『珍しい』と話している記者もいたほどでした」(ワイドショー関係者)

 これが“前哨戦”だったのか、4月になって裏かぶりが連発することになったという。

「4月12日、MADEの秋山大河稲葉光冨岡健翔福士申樹が『イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE ~Epsode.0~』ゲネプロを午後1時から、さらに同日、V6長野博Hey! Say! JUMP・髙木雄也が登場した大地真央主演の舞台『クイーン・エリザベス』の会見も真裏で開かれていました。しかも“かぶり”は翌13日も続き、A.B.C-Zが登壇するドラマ『ぼくらのショウタイム』劇場上映の舞台挨拶は午後1時すぎからでしたが、関ジャニ∞横山裕が企画・演出する関西ジャニーズJr.内ユニット『Aぇ!group』の舞台『僕らAぇ!groupって言いますねん』公開ゲネも午後1時から行われたりと、これまでになかった事態に、ジャニーズ担当の記者は困ってました」(同)

 これまでなかった裏かぶりがなぜこんなに発生しているのだろうか。

「2年前までジャニーズのイベントを仕切るPR会社はほぼ固定されていたのですが、WEBに進出したタイミングでジャニーズイベントの仕切りをするイベントPR会社が増えてきているんです。映画や舞台、CMなどとジャンルが多岐にわたっているだけに、調整が難しくなってきているのかもしれません」(同)

 令和の新時代では、ジャニーズ事務所も新たな展開を打ち出すことになりそうだ。