4日放送のTBS『ラヴィット!』にブラックマヨネーズ・小杉竜一が出演。番組による『小道具芸』の餌食となっていた。
ゲストの小杉の前回の出演は、司会の麒麟・川島明の代打MCとしてだった。その際、チキンを試食して、持ちギャグ「ヒーハー」を披露したところ、スタジオは大盛り上がりとなったていた。
この日の放送でも、この場面をVTRで振り返ると、川島は「朝からヒーハー元気でますよね」と小杉の前にチキンを用意。「みなさん、生ヒーハー見たいという事で」とお膳立て。出演者たちが生ヒーハーを待ちわびる中、小杉はチキンを一口食べ「この甘辛い感じ、うまい!ヒーハー!!」と叫んだ。
するとスタジオはスタンディングオベーション。
小杉は「何考えてるんですかほんまに! スタンディングオベーションおかしい。花束おかしい。しかもずっしりしたタイプの花束!」と突っ込みに大忙し。しかし、アンタッチャブル・柴田英嗣に「花束どうですか?」と振られると「素敵な香り、ヒーハー!!!」と応じ、またもや出演者からのスタンディングオベーションを受けていた。
盛大に祝福された小杉の生ヒーハー。しかし、このくだり一度では終わらない。
ぼる塾・あんりおススメの梅干しを試食し「めちゃくちゃすっぱい!」とリアクションする小杉に川島は「酸っぱすぎて?」とパス。小杉は「酸っぱすぎてヒーハー!!!」と全力で返すとまたまた、スタジオはスタンディングオベーション。さらに『トイレットペーパー1年分』と書かれた目録まで登場。川島が小杉にそれを渡すと「快挙が止まらないですね。
続けてロバート・馬場裕之おススメのきんかんも小杉が試食。
「また俺?」と怪しみつつ「これはすごい、自然な甘みとは思えない」としっかり食リポ。しかしニヤニヤ顔の川島からまた「自然な甘みとは思えない! まさに?」とパスを受け「甘い! ヒーハー!!!!」と絶叫。
わざわざ花束、目録、グリーンジャケットと小道具を周到に準備し、笑いを取ろうとする貪欲な姿を見せる『ラヴィット』。真空ジェシカの初登場時では持ち込んだ小道具で異様な空気を作っていたのだが、もし次回出演があれば、小道具芸も暖かく受け入れてくれそうだ。
また、『マスターズ』と言えば、川島が同番組の転機として元テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーのYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』で語っている。
『マスターズゴルフ2021』でプロゴルファーの松山英樹選手が、日本男子初の海外メジャー制覇という偉業を達成。TBSがこの中継の放映権を持っていて、『ラヴィット!』は延長していた中継終了後にスタート。しかしこの偉業を振り返ることなく、通常通りランキングのコーナーへ進み川島は「あそこでスタッフも踏ん切りがついた」と。ワイドショーなしのブレない番組作りへ方向が固まったのだという。
マスターズは8日から今年もTBSで中継。また、偉業に触れない『ラヴィット』が見れるのだろうか。