センターにいるのが狩野舞子(Getty Images)

 ジャニーズWESTの桐山照史と元バレーボール選手の狩野舞子の熱愛を、4月27日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。記事によると、2人はフジテレビ系『ワールドカップバレーボール2019』で出会い、程なくして交際に発展。

交際期間はすでに3年にも及んでいるという。

 狩野舞子といえばここ数年、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の恋人ではないかと話題になる機会も多かった。噂が浮上したのは2018年ごろのことだったが、つい最近までことあるごとに “大谷との交際疑惑”を蒸し返す週刊誌も多い。しかし、今回の桐山との熱愛報道で、大谷との交際疑惑が“ガセ”だったことになる。ある芸能記者はこう話す。

「大谷と狩野の交際疑惑をリアルな情報だと思って報じていた週刊誌はないでしょう。

いろいろな過去の記事を見ればわかると思うのですが、どの週刊誌も決して確定的な情報としては扱っていませんからね。狩野が大谷との交際を“匂わせていた”という話もありますが、それもこじつけのようなものです」

 大谷と狩野の交際疑惑は、信頼度のかなり低い情報だったにも関わらず、どうして何年にもわたって週刊誌でネタにされ続けたのだろうか?

「いま大谷翔平の交際に関する記事の需要は非常に高い。ネットニュースでは、大谷に関するニュースであればどんなものでもそこそこPVが取れるし、熱愛系であればさらに読まれやすいんです。でも、大谷は驚くほど浮いた話がなく、まったく新情報が出てこない。だから、“読まれる記事”を作るには、古くて信憑性の薄い話だったとしても、狩野舞子との交際疑惑を何度もコスるしかなかったんですよ」(同)

 さらに、狩野は“ネタにしやすい”という側面もあったようだ。

「有名なアナウンサーやタレントだと、大谷の相手を報じられると、すぐにネットで叩かれてしまう。

でも、狩野は絶妙に知名度が低く、その人となりもあまり知られていないので、ネットでは叩かれにくいんです。狩野本人にあまり迷惑がかからないということも、週刊誌が狩野をイジりやすかった理由のひとつですね」(同)

 狩野にとっては、結果的に大谷の存在が“ダミー”となり、3年にわたって桐山との交際を隠し通せたというメリットがあったのも事実だ。

「狩野に対して“大谷翔平をダミーにするなんて!”という批判もあるようですが、それは週刊誌が勝手にやったことであって、狩野はまったく悪くない。そればかりは気の毒です」(同)

 狩野舞子という恋人候補がいなくなったことで、今後大谷翔平の交際報道が過熱していく可能性も高いという。

「今までは狩野舞子の名前を出しながら、なんとなくお茶を濁していた週刊誌ですが、これからはいよいよガチで熱愛スクープを取るための取材攻勢が始まりますよ。狩野のように妄想じみた形で交際相手の名前が出てくるかもしれませんが、たとえばSNSで“疑似匂わせ”をして、大谷との交際疑惑を狙いに行くしたたかなタレントなんかも出てくるかもしれない。

いずれにせよ、注目すべきは狩野と桐山の交際ではなく、大谷の交際報道がどうなっていくかですね」(同)

 桐山と狩野の恋の行方だけでなく、“第2の狩野舞子”が誰になるかにも注目だ。