コムドット 公式YouTubeチャンネルより

 美容雑誌「VOCE」(講談社)の公式サイトが8月7日、プロサッカー選手・田中碧とコムドットのリーダー・やまとの対談記事「【田中碧×コムドット やまと〈対談〉】『コムドットの最終目標はSMAPさんのようなエンターテイナー』止まらない野望に迫る!」を掲載。やまとが目標にSMAPの名前を挙げたとして、ネット上で波紋を呼んでいる。

 この対談は、田中選手は1年ほど前にやまとの著書を読み、彼の戦術に「スゲ~」と衝撃を受けたことが発端で実現したとか。

 やまとの戦術があれば「成功できる」と絶賛する田中選手に対し、やまとは「YouTubeクリエイターとして日本一の座を獲ることはあくまでも今の目標。そこがゴールではなく、まだ未来の展望を意識した過程に過ぎない」「YouTubeで明確な数字を築き、テレビで幅広い世代に人気者として認知される必要がある。そういった土台を築いているのが『今』なんです」などと語っている。

 同記事でおそらくやまとは、“国民的エンターテイナー”の代表としてSMAPの名前を出したに過ぎないのだろう。しかし、ネット上では「SMAPなめんな」「炎上と謝罪の繰り返しじゃあ、SMAPにはなれないよ」と厳しいコメントが続出。

 さらに、否定的な声に対し「あこがれるのは自由でしょ」「コムドットが頑張ってる姿をろくに知らないで批判してる人、終わってる」と擁護するコムドットファンも見られる。

 なお、やまとは昨年6月にも、オリエンタルラジオ中田敦彦と対談する中で、「『日本で愛されているグループって誰だろう?』ってことを考えたときに、やっぱそのさんだったりとか、SMAPさんだったりとか、そういう方々がパッと頭に浮かんで。そのパッと頭に浮かぶっていうのが一番重要」「そういうところに自分たちは行きたい」と発言。やはり、「SMAPや嵐みたいになりたいなんて、ジャニーズ舐めるな」といった批判が寄せられ炎上状態となっていた。

 やまとといえば、6月にYouTuberコンビ・平成フラミンゴとの共演をめぐるトラブルを発端とした炎上騒ぎが起き、その影響により6月23日時点で416万人だった登録者数が右肩下がりで減少。8月9日現在、“25万人減”の391万人にまで減っており、今も下降線をたどっている。

 この事態について、やまとは7月23日のインスタライブで、「反省するポイントはあるんだけど、なんかちょっちしつこいよね~」と語り、「(登録者数を)減らそうぜみたいな風潮を作ってる暇人(がいる)」「“外そうぜ”みたいな風潮を作って、外したほうがいいのかなって思っちゃった人が外してるっていうこの現状」と持論を展開。

 その上で、「意図的にやっぱそれ(登録解除)を盛り上げようとしちゃってるダサイ人たちが多い。冷静に考えて頭おかしくない?」「ほんとね、狂ってると思うよ。日本の恥だね、マジで」「顔も出していない、匿名の友だちもいないような変な奴らが、結託して足引っ張って、つぶそうとしてるんでしょ? やばいよ日本、マジで」と不快感を露わにしていた。

 そんなやまとは現在、コムドットのYouTube動画内で見せた“ファン対応”が物議を醸している。

 8月4日に投稿された動画では、ロケ中にファン女性が「ゆうたくん」「かっこいい!」などと駆け寄ってきた際、やまとは突然大声を上げ、「絶対に撮ってるぅ! 撮ってるーっ! カメラ回ってるー!」「回ってるよねえ。見えてないのかな。GoPro回ってるよねぇ! 『ゆうたくん』じゃないよねえ。『かっこいい』じゃないよねえ。ねえ、みんな、見てたよねえ。おっかしいよねえ」と、遠回しに“迷惑”であることを伝えるような発言を連発。

 動画のコメント欄やSNS上では、「やまとのファン対応ひどすぎて、メンバー引いてるじゃん。

これがヒカキンとの差か」「今いてくれるファンのことすら大切にできないんだ」と否定的な声が続出。加えて、前出の「VOCE」の内容と絡めて「SMAPはこんなファン対応しないよ」といったあきれ声も見られる。

 7日には、X(旧・Twitter)でこの騒ぎを紹介した一部メディアを引用しつつ、「切り取り方悪意あるなぁ エンターテイメントに昇華してるはずなんだけどなぁ」と反論したやまと。このコムドットを取り巻く“負の連鎖”は、一体いつまで続くのだろうか。

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