Hey!Say!JUMP

 創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け大揺れのジャニーズ事務所。社名を含めて「ジャニーズ」と付くものは全て変更する方針を決定しているが、それに合わせてジャニーズグループの多くが改名や、楽曲を封印する意向を発表している。

「関連会社名やテレビやラジオ番組名は当然として、新聞や雑誌のコラムのタイトル、YouTubeチャンネル、関連サイト、ショップなどの施設名など影響を受けるものはあまりにも多い。また、『ジャニーズ』や『ジャニ』が歌詞に入る楽曲は相当数ありますが、こちらは歌詞を変えるなど、臨機応変に対応することになるのでは」(芸能関係者)

 10月12日には、Hey! Say! JUMPが有料ファンサイト向け動画にて、2007年に発売した同グループのデビュー曲「Ultra Music Power」の冒頭に「J!Johnnys’」という掛け声があることから、今後は一切この曲を歌わないことをメンバーが明言。同時に、「僕たちは16年間、JUMPのJがジャニーズだという認識のもと活動していたことがなかったので、これからもできればHey!Say!JUMPという名前で活動していきたいなと正直、思っております」と、グループ名を変更しないことも伝えていた。

 そんななか、炎上騒ぎとなっているのが、10月13日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)。このニュースを取り上げた際に、グループ名の由来について「Hey!Say!JUMPのJは、ジャニーズを意味しているといいます」と紹介。メンバーが動画で語ったものと違っていたため、ファンから怒りの声が殺到しているという。

「以前の番組で、メンバーは『平成の時代を高くJUMPしていく』という意味であることを語っており、それが由来だと思っているファンも多い。ただ、デビュー当時には“JUMPは何の略か”というクイズの正解が『ジャニーズウルトラミュージックパワー』でしたし、タワーレコード公式サイトのプロフィール欄にも記載されています。そのため『ZIP!』を叩く人と擁護する人の意見がぶつかり合い、論争が激化しています。『ZIP!』のMCが過去に『ヒルナンデス!』で、メンバーの有岡大貴八乙女光と共演していた水卜麻美アナだったことも、ファンが過剰反応している理由かもしれません」(女性誌ライター)

 グループ名の由来について、メンバーの記憶がなくなっていたり、途中で意識が変わった可能性はありそうだが、『ZIP!』側には悪意はなかったと思われるだけに、水卜アナはさぞかし困惑していることだろう。