「Monopoly」乃木坂46 公式YouTubeチャンネルより

 12月6日に発売される乃木坂46の34枚目シングル「Monopoly」ミュージックビデオ(MV)に、一部のファンからブーイングが飛び交っているという。

 遠藤さくらと賀喜遥香がWセンターを務める同曲のMVは、11月上旬に静岡県西伊豆にて撮影。

「制服のマネキン」「シンクロニシティ」「しあわせの保護色」「最後のTight Hug」などのMVでおなじみの池田一真氏が監督を務め、「独占欲」がテーマとなっている。

 しかし、YouTube公開初日の再生回数は約67.1万回にとどまり、前作33枚目シングル「おひとりさま天国」の約94.3万回を27万回以上下回るやや重たい滑り出しとなってしまったようだ。

 アイドル誌ライターが言う。

「ファンからは、フォーメーションで3列目に配置されたメンバーがほぼ映っていなかったことへの不満が多く聞かれます。特に向井葉月、黒見明香、冨里奈央が初選抜でしたから、祝福ムードでいた3人のファンは怒り心頭。黒見に至っては確認することもできませんでしたからね。

過去にも3列目メンバーが、MVに登場しないことはありましたが、前作の『おひとりさま天国』では選抜メンバー全員にフォーカスが当たっていた直後だけに、余計に落差が強調されてしまった。ただ、これから放送される歌番組では3列目もしっかり映すカメラワークをとるかもしれないので、徐々に目立ってくるのでは」(アイドル誌ライター)

 こうした状況を受け、ファンからは「ワンショットくらい映してほしい」「3列目担当の衣装さんもかわいそう」と言った声が聞かれ、「神MV」認定とはいかなかったようだ。

 乃木坂46の「MVに3列目が映らない問題」については、過去にもOGがネタにしていたことも……。

西野七瀬がグループを卒業する際、思い出話として2012年発売の『制服のマネキン』のMV撮影の思い出を披露したことがありました。デビュー当初の西野は3列目のポジションが多く、『制服のマネキン』のMVで細い廊下にメンバーが縦に並ぶシーンでは絶対に映ることのない一番後ろだったため、不貞腐れていたそう。同じく、3列目の井上小百合若月佑美もあえて変な髪形にしてみたり、変顔をしてみたりと、映らないなりに少しでも楽しい時間を過ごそうとしていたことを明かしています」(前出・アイドル誌ライター)

「制服のマネキン」も「Monopoly」と同じ池田監督によるもの。

3列目メンバーのファンからの悲鳴をどう受け止めているだろうか。