アイドルグループ「日向坂46」の金村美玖が1月13日、グループの公式YouTubeチャンネルで、日本大学芸術学部の写真学科に在学していることを告白。撮られる経験は豊富な彼女だが、“撮る側”として学んでいることを明らかにした。
「埼玉県出身の金村は2017年にオーディションに合格し、2期生としてグループに加入。初お披露目の際には、1期生からどよめきの声が上がったほどの美少女で、すぐにグループの中心的なメンバーとなり、2021年発表の6枚目シングル『ってか』ではセンターも務めています。今回の突然の告白は、YouTubeの企画で、成人式を迎えるメンバーの写真を撮る流れで飛び出したもの。金村は以前からカメラが趣味だと公言していましたが、大学名どころか大学に通っていることさえ明かしていなかったため、ファンからは一斉に驚きの声が上がりました」(フリーの芸能記者)
日向坂46といえば説明不要の超人気グループ。常にセキュリティの問題がつきまとうアイドルグループの中心メンバーが大学名を明かすのは極めて異例だ。
「一部の女子大はともかく、総合大学の場合、不特定多数の人間がキャンパスに出入りすることが事実上可能なので、金村ほどの人気と知名度がある場合、絶対に明かさないのがセオリーです。
日本大学芸術学部、通称「日芸」は芸能人の出身者が多く、近年でも岡本玲、本仮屋ユイカ、大原櫻子、YOASOBIの幾田りらなどが同学部の卒業生だが、ここまでバレなかった日大生の口の堅さには感心するばかり。ただ、なぜこのタイミングで言う必要があったのか?
「金村はシングルのセンターを経験し、ソロ写真集もランキング1位を獲得するなど、活動は順風満帆に見えますが、方向性に悩んでいる感は否めません。グループ内では優等生キャラですが、クイズ番組で無双する元メンバーの影山優佳ほどの学力はない。モデルもやっていますが、典型的なモデル体型ではなく、ファッションリーダーというタイプではない。バラエティに出る機会も多いですが、マジメゆえになかなか前に出られず、丹生明里、河田陽菜、松田好花、富田鈴花あたりの方が爪痕を残しています。
売れっ子アイドルといえども、何か“武器”は必要だということ。幸いなことに、金村が目指すポジションには先達がいる。
「写真やアートといった“文化系キャラ”といえば本上まなみ、大塚寧々、緒川たまき、中江有里あたりでしょうか。こういったジャンルは一見地味ですが、紀行番組、イベントのゲスト、展覧会のイメージキャラクター、広報誌などの対談、書籍の出版、Eテレの趣味講座など、仕事の可能性は無限大。清潔なイメージがあるので、CMや官公庁のポスターなどにも引っ張りだこです。基本的にマジメで頭の回転も速い彼女なら、上で挙げたようなアート関連の仕事も安心して任せられますし、ルックスの良さはグループ活動で折り紙付き。大学卒業のタイミングで写真展でもやれば大きな話題になるでしょうし、カメラメーカーも人気アイドルがカメラ好きという事実に興味津々でしょう。文化系キャラはそれなりにいますが、若い女性となると枠は空いており、金村が“総取り”する可能性もある。
今からでも「おすし」の愛称は「カメラ」にでも変えた方が良いかも?